優勝馬に安田記念の優先出走権が与えられるマイラーズカップ。マイルCSと同じ舞台設定ですが、京都外回りの1600mのコースから、基本的には瞬発力+長い直線での持続する脚が求められます。昨年の結果からも別定重量の前哨戦だけに、やはり実績馬が強いレースをしている印象がありますね。ただ、開幕週なので内前有利な条件を味方に実績馬に割って入る穴馬の存在には注意を払いたいところです。
◎3セリフォス
一昨年のマイルCS優勝馬。昨年のマイルCSは前半に掛かってしまい速いペースを先行、流石に直線は余力が残っておらず8着。前走の香港マイルは直線で詰まってしまい進路を見出せず7着に敗退。今回はしっかり立て直され、良い状態で力を発揮出来そう。多少渋った馬場でも対応してくれそうだが高速決着に強く開幕馬場は歓迎なので、出来れば良馬場でレースを迎えたい。
○1トゥードジボン
今年の京都金杯は勝ち馬に上手く乗られたが、自身も内枠を活かして僅差の3着と好走、着差から紙一重の内容だった。近2走は掛かってしまったり、展開が向かなかった結果。京都コースは得意だし、脚質や開幕週を考えれば絶好の枠順が当たったので、有力どころが牽制し合ってくれれば食い込む可能性はありそう。
▲12ソーヴァリアント
2走前のマイルCSは先団好位に付けてたが、結果的に前には厳しい流れになり12着。昨年の富士ステークスの内容からマイルへの適性は感じるし、速い時計・開幕馬場自体も悪くない。前走は急激なプラス体重も影響した感じで、中間の追い切りの動きから休み明けを叩いて気配は上昇。スタートを決めてもう一度マイルで先行する競馬で。
△13セッション、14ソウルラッシュ、8トランキリテ、10コレペティトール、9ニホンピロキーフ、15フリームファクシ
馬券は3セリフォス中心の馬単、三連複で買いたいですね。