今週のJRAはGⅠレースの中休み。日曜東京のメインは2着までにオークスの優先出走権が与えられるフローラステークス。ここから3歳牝馬戦線の主力である桜花賞上位勢に対抗する存在が現れるかの楽しみはありますが、過去10年のフローラステークスからは21年の3着馬でオークスを制したのはユーバーレーベンのみ。本番へ繋がる印象は薄いですが今年も中距離を中心に使われて来たオークス向きの馬達による激しい権利争いが期待出来そうですね。
◎4エルフストラック
前走のフラワーカップは中団・後方待機馬が上位を独占したレースで、ハナを切って0秒2差5着と不向きな流れながら渋とく粘った。馬場・コースを問わないし、持ち味の先行力を活かす意味では開幕週の馬場、ロス無く先行出来る枠順は良い。スタート次第でハナを切っても良いし、控える形でも力は出せる。メンバー的には十分勝ち負け出来る力はある。
○8アドマイヤベル
オークスを狙いデビューから1800m以上を3戦。前走は馬場を味方に付けた勝ち馬を捕えられなかったがクビ差まで追い詰めており、あくまで展開ひとつの差。2走前には後の皐月賞4着馬アーバンシックとも差の無い競馬をしており、混戦メンバーの牝馬限定戦なら重賞でも通用するだろう。
▲1バロネッサ
デビュー2戦はスタートが遅くポジションが悪い中でのレースで3着、2着と惜敗。前走はスタートが決まり先行、上がり最速タイの脚で危なげなく押し切った。半兄ドゥラエレーデという事もあり、長く持続する脚を使うタイプの印象で、今回もスタート次第になるが先行する競馬が合っているだろう。開幕週で絶好の枠が当たったので、後はスタートが決まれば。
△3ラヴァンダ、13カニキュル、6トロピカルティー、14クリスマスパレード、11ユキワリザクラ、9サンセットビュー
馬券は4エルフストラック中心の馬連、三連複で買いたいですね。
