いよいよ3歳クラシックの開幕、牝馬三冠の第1戦・桜花賞を迎えます。昨年はリバティアイランドが2歳の阪神JFから桜花賞→優駿牝馬→秋華賞とGⅠ4連勝、牝馬三冠を制しました。今年の3歳牝馬戦線は昨年のように抜けた存在こそ居ませんが、好メンバーが揃った印象。一応は昨年の2歳女王アスコリピチェーノがやや一歩リードという感じですが、抜けて強い印象もありません。流れ・立ち回り次第で多くの馬にチャンスがありそうです。
◎12ステレンボッシュ
昨年暮れの阪神JFはアスコリピチェーノに敗れるもゴール前で詰め寄り2着。鞍上も上手くインコースに誘導して持ち味を引き出したが、ラストは勝ち馬より良い脚色でクビ差まで詰める強い競馬。前走同様に早めに栗東入りして調整、休み明けでも追い切りの動き、時計から状態は良いだろう。位置取りを問わず、どんなペースにも対応出来るし、モレイラ騎手ならきっちり上位に持ってきそう。
○7スウィープフィート
阪神JFは出負けしながらも追い込んで7着なら内容は悪くない。前走のチューリップ賞は流れは向いたが、大外からの末脚は非常に際立つものだった。今回もメンバー的にそれなりにペースは流れそうなので展開は向くだろう。末脚が持ち味のタイプなので鞍上とは手が合っているし、後はスタート五分で上手く流れに乗れれば。
▲11ライトバック
2走前は前半でかなり引っ掛かってしまったが、ラストはインコースから渋とく脚を伸ばし4着。前走も力味加減だったが、直線は間を割ってスウィープフィートを差し切った。スローな流れしか経験していないが、これまでの掛かり具合から平均ペースなら折り合いはマシになるだろうし、ペースが流れても持ち味の瞬発力が活きれば楽しみはある。能力の高さは周知の通りで、スムーズに脚が溜まれば。
△8コラソンビート、9アスコリピチェーノ、2クインズウォーク、3イフェイオン、10セキトバスイート
馬券は12ステレンボッシュ中心の三連複、三連単で買いたいですね。