本日、東京競馬場で行われた第41回フェブラリーステークス。





優勝は藤岡佑介騎手鞍上の11番人気ペプチドナイル、2着に5番人気ガイアフォース、3着は13番人気セキフウでした。





それではフェブラリーステークスを振り返っていきましょう。



注目の芝部分からのスタート、やや2番シャンパンカラーが出負け加減も他は揃った感じ。




ダッシュを効かせて15ドンフランキーが先手を取る。1イグナイターも好スタートから好位へ。




先頭に15ドンフランキー、2番手に14ウィルソンテソーロ、間に9ペプチドナイル、4ドゥラエレーデ。1イグナイターは位置取りとしては理想の内3番手。



1番人気5オメガギネスは先団後ろの位置、7ガイアフォースがその直後。



中団に12スピーディキック、3ミックファイア、後方に11キングズソード、10タガノビューティー、8セキフウ、13レッドルゼル。レースは前半3F33.9〜半マイル45.6〜1000m57.9と速いペースで流れる。



3〜4コーナーの中間、依然先頭は15ドンフランキー、その外にぴったり14ウィルソンテソーロ。1イグナイターはインを狙って3番手。



4コーナーから直線へ、先頭の15ドンフランキーに外から14ウィルソンテソーロ、9ペプチドナイルが並び掛ける。1イグナイターはインを狙って抜け出すタイミングを窺う。




直線に入り、内から1イグナイターが抜け出して先頭に立つ。外は14ウィルソンテソーロ、9ペプチドナイル。




残り200mを切った辺り、前半のペースが厳しかったのか先行勢は失速し、満を持して馬場の真ん中から9ペプチドナイルが先頭に立って抜け出す。その外から10タガノビューティー、7ガイアフォース、大外から8セキフウが追い込んで来る。




それでも9ペプチドナイルが後続の追撃を振り切って優勝!

2着に7ガイアフォース、3着に8セキフウと入線。





注目していた地方・兵庫のイグナイターは11着。

スタートが決まり、枠順を考えると逃げる馬を行かせてのイン3番手、自分としても理想的な位置でレースを進め、直線も一時は先頭に立って見せ場は十分に作りました。


結果的にはやはり速いペースで先行勢が崩れる展開が祟った訳ですが、鞍上の西村淳也騎手はスタート・位置取り共に完璧と言える騎乗振りでしたし、厳しいペースでも積極的に勝ちに行くレースをしてくれました。

厳しいペースと分かっていながらもイグナイターが直線先頭に立って抜け出した時は正直震えました。



最後まで勝利を信じる事が出来ましたし悔いはありません。




今後はどうするか分かりませんが、オーナー、調教師は招待を受けているGⅠドバイゴールデンシャヒーンに行くとコメントしています。(Xにて)


海外に行くなら帰国してからのJpnⅠさきたま杯はどうなるかは気になりますが、秋にはJpnⅠマイルCS南部杯や、今年は佐賀1400mで行われるJpnⅠJBCスプリント連覇など大きな舞台が待っています。


3年連続のNAR年度代表馬も懸かりますし、現役を続けるなら7歳の来年も楽しみがあります。



とにかく本日は関係者の皆様、お疲れ様でした。

また挑戦を続けて頑張って欲しいです。




最後になりましたがペプチドナイルの関係者の皆様、フェブラリーステークス優勝おめでとうございます。