2月17日(土) 2024 京都牝馬ステークス(GⅢ) 4歳以上牝馬別定 1着賞金3800万円 京都芝1400m 発走15:35




春の高松宮記念、ヴィクトリアマイルを見据えた牝馬による重賞競走で、今年は4年振りに京都に戻っての施行。阪神で行われた前3年は内回りコース、京都では外回りコースという事で、また求められる適性は大きく違ってきますね。今週で年明けから続いた京都開催は最終週、使用するのはCコース。馬場の見極めが重要で、その分予想は悩ましいですが、春のGⅠへ向けてどの馬が名乗りを挙げるて来るか楽しみです。




◎13メイケイエール

○18ロータスランド

▲10プレサージュリフト

△12ナムラクレア、14ジューンオレンジ、15ソーダズリング、4テンハッピーローズ、16モズメイメイ




13メイケイエールはこれまで重賞6勝、牝馬限定GⅢなら明らかな格上の存在。激しく掛かる気性から成績は安定しないが、上手く溜めを効かせれた時は一昨年のセントウルステークスや京王杯スプリングカップのように高いパフォーマンスを発揮する。前走のBCF&Mスプリントは道中から追走に苦労する形で殿負けに終わったが、これは相手関係がどうより、ダート適性の問題で度外視。2走前のスプリンターズステークスでは外を回しながらもラストは渋とく差を詰めて0秒4差5着と不振が続いていた中でも健闘しており、前走だけ目を瞑れば牝馬限定GⅢなら当然上位評価されるべき馬だろう。コース・馬場状態は問わない馬なので、少しでも溜めを効かせる場面を作れれば。あくまでも自分との戦い。

18ロータスランドは一昨年の京都牝馬ステークスの優勝馬で昨年は3着、2度目の同レース優勝が懸かる。

阪神で行われた昨年の京都牝馬ステークスは内回りコースとしては厳しい大外枠ながら上手くインコースに入れ、ラストも内から際どく迫り0秒2差3着。一昨年の同レースを優勝、昨年も上位争いしているが、脚を溜める競馬なら京都外回りコースの方が走りやすいし、2走前の同舞台・スワンステークスでも0秒2差3着に入っている。馬場状態は問わないが、一昨年の重馬場での高松宮記念2着など力を要する馬場に強く、他が苦にする分荒れた最終週の京都は良いだろう。前走は太め残りながらも強敵相手に0秒2差6着と悪くない内容で、極端な枠順にはなったが、今回は牝馬限定だし、馬体が絞れれば上位争いになりそう。

10プレサージュリフトは一昨年のクイーンカップの優勝馬、それ以来の勝ち星・重賞タイトルを狙う。中々勝ちに恵まれていないが、昨年の京都金杯は早めに抜け出し、他の目標になりながらも0秒2差3着、東京新聞杯は馬場を味方に付けた勝ち馬には逃げ切られたが、大外から良い伸びで2着ナミュールに詰め寄る3着と力は見せた。近2走はスローな流れが影響して敗れているが、いずれも着差は僅か。今回は初の1400mになるが、マイルの京都金杯ではそれなりに速いペースでも好位に付けており、中団辺りの位置は十分に取れるだろう。久々でも追い切りは動けているので状態は問題無さそう。右回りでも良馬場で上手く流れに乗れれば。




馬券は13メイケイエール中心の三連複で買いたいですね。