2月18日(日) 2024 小倉大賞典(GⅢ) 4歳以上ハンデ 1着賞金4300万円 小倉芝1800m 発走15:20




*1番ディープモンスターは出走取消です。


2回開催4日目、週で言えば6週目になる冬の小倉開催。自分もたまに小倉競馬は買っているんですが、特に芝1200mなんかは基本的に外からの差し馬がよく来ている印象で、そのように馬券も組み立てるも、いきなりラチ沿いを走る馬が逃げ切ったりと本当に難しい(笑)。目まぐるしく馬場傾向が変わる小倉競馬、そんな中行われる芝中距離のハンデ重賞ですが、もちろん今年も難解な一戦になりますね。あまり深く考えても仕方ないような気はするので、単純に距離やコースが合う馬を選びたいですね。




◎7アルナシーム

○14ゴールドエクリプス

▲3ダンディズム

△12エピファニー、11ロングラン、5クリノプレミアム、2カテドラル、6アドマイヤビルゴ




7アルナシームは前走の京都金杯11着からの巻き返しを図る。2走前のカシオペアステークスは先団を見る好位を追走し直線は外から抜け出して優勝。前走の京都金杯は枠も厳しかったが、序盤から流れに乗れず後方に置かれ、直線も伸び脚を発揮出来ず11着。マイルで勝ち星はあるが、ペースが速かった事も影響してか前走内容から重賞でのマイルは追走に厳しい印象。2000mでもラストは渋くなる様子から、速いペースを先団から抜け出して優勝した1800mがベストだろう。小倉は初めてになるが、これまで様々な競馬場・コースを経験しているので上手く対応してくれるだろう。2歳の朝日杯FSで4着と元々素質は高い馬で、その時より今は遥かに地力は増しているし、ベスト距離のハンデ重賞なら好勝負になる。

14ゴールドエクリプスは前走エリザベス女王杯に挑戦するも14着。昨年は格上相手に初の重賞マーメイドステークスで51キロの斤量が効いたとはいえ大外から脚を伸ばして4着と健闘。続く小倉記念でも中団追走から直線は良い伸びを見せ、ゴール前でマリアエレーナを交わし3着に入った。2走前はそれなりに流れるペースを番手から積極的に動いて行き完勝、自己条件できっちり力を見せた。前走のエリザベス女王杯は相手も強く結果は大敗も、初距離のGⅠで積極的に先行したレース振りは評価出来る。今回は前走に比べ相手は軽くなるし、牡馬混合のハンデ重賞は昨年の小倉記念3着と力は通用する。全4勝は1800mと距離もベストだし、スムーズに好位を取る意味では外めの枠も悪くは無いだろう。他馬との比較、53キロならチャンスは十分。

3ダンディズムは前走の小倉日経オープンで久々の勝利。3走前、昨年の福島記念では流れが向いた面はあるが、直線は外から渋とく脚を使い勝ち馬にハナ差2着と重賞で初の連対。2走前は勝ち馬アイアンバローズに脚を使わされる展開も、自分なりに脚を使い6着。前走の小倉日経オープンはスタートで遅れたが、早めから外に持ち出して追い比べに持ち込み優勝した。正直距離はもう少し欲しい馬だが、未勝利・条件クラスでは1800mで好走歴があり、馬場が味方したとはいえ自分から動いて行った前走内容からこなせない事はない。小倉コース自体は得意で、力の要る馬場も良く、セルバーグやホウオウアマゾン辺りが先行してそれなりに速い流れを作ってくれるなら出番はありそう。




馬券は7アルナシーム中心の三連複で買いたいですね。