2年連続NARグランプリ年度代表馬で、昨年のJBCスプリントを制した兵庫所属イグナイター号がフェブラリーステークス(GⅠ 2月18日 東京競馬場 ダート1600m)に参戦する事が25日分かりました。
これまで手綱を取って来た田中学騎手は腰痛、笹川翼騎手はJRAの規定で騎乗出来ない為、フェブラリーステークスの鞍上には西村淳也騎手が騎乗予定。25日、馬主である野田善己氏がXで発表しました。
イグナイター陣営にはサウジアラビア国際競走・リヤドダートスプリント(GⅢ 2月24日 キングアブドゥルアジーズ競馬場 ダート1200m)の招待が届いていたようですが、野田善己オーナーと新子調教師が話し合った結果、春の最大目標を今年からJpn Iに昇格したさきたま杯(JpnⅠ 6月19日 浦和競馬場 ダート1400m)に定め、リヤドダートスプリントは回避。
海外遠征は未知の部分が多い為サウジアラビアは見送ったとありますが、オーナーのXではフェブラリーステークスを勝てばドバイには行きたいまでの事は書かれていました。
この後のイグナイターのローテーションは発表されたフェブラリーステークス→今年から1400mに距離が短縮された兵庫大賞典→JpnⅠに昇格したさきたま杯かな。
兵庫大賞典は1870mでしたが、距離や条件など地元で出走する番組が無かったイグナイターの為に1400mに距離を短縮したような兵庫県競馬組合の意図が少し感じられ、さきたま杯に関してはイグナイターのベスト距離である1400mのJpnⅠなので陣営的には是非使いたいところでしょうね。
イグナイターは1200mではJBCスプリント優勝、1600mでもマイルチャンピオンシップ南部杯2着がありますが、やはりベスト距離は1400mなのでそこを中心としたローテーションになった感じ。
それでも兵庫から世界への道が閉ざされた訳ではなく、あくまでもフェブラリーステークスの結果次第で今後の予定が変わる可能性はあります。
個人的には国内路線なら兵庫大賞典でJpnⅠ馬になったイグナイターを園田で見れるので嬉しいんですが、ドバイで走るイグナイターも是非見てみたい。
でもドバイに行くと帰国してからの日程上、兵庫大賞典、さきたま杯の出走が厳しくなるかも知れません。
そんな感じでどっちが良いか分からなくなってきているんですが(笑)
まあ、何にしても兵庫からJRAのフェブラリーステークスに出走する自体も凄い事ですし、本当にレースが楽しみです。