1月18日 2024 報知グランプリカップ(重賞) 4歳以上別定 1着賞金1200万円 船橋1800m 発走20:05





5番リッカルドは競走除外です。


報知グランプリカップは3月6日に行われるダートグレード競走・JpnⅡダイオライト記念へ向けた前哨戦が本分になりますが、京成盃グランドマイラーズや施行時期が変わった報知オールスターカップへ向けたステップ競走の位置付けでもあります。距離や相手関係の事もあるのでダイオライト記念へ向けてと言うより、単に南関所属馬による中距離重賞と考えて良いでしょう。それでもそれなりのメンバーは揃っていますが、大方の注目はこのレース3連覇が懸かるギガキングにはなりそうですね。




◎1ヒーローコール(浦和)

○3エルデュクラージュ(船橋)

▲8ギガキング(船橋)

△9ロードレガリス(船橋)、4スワーヴアラミス(大井)、6マッドルーレット(船橋)




1ヒーローコールは昨年の羽田盃、東京ダービーではミックファイアに差を付けられたが、その後は黒潮盃、戸塚記念と連勝。前走の浦和記念は強力JRA勢相手、特に勝ち馬ディクティオンに捲られた展開は厳しかったが、好位から積極的な競馬で渋とく脚を使い地方最先着となる4着と力は見せた。今回は前走より相手関係は幾分楽になり、プラス11キロだった馬体ももう少し締まってくると思うし、メンバー的にも楽に先行、スタート次第では枠順の事もありハナの可能性もありそう。明けて4歳、浦和記念の結果からも南関勢同士なら古馬とも十分に上位争い。

3エルデュクラージュは明け10歳になるが、2走前の着差からまだまだ南関馬同士なら十分に戦える。前走の浦和記念はダートグレードで前付け出来ず持ち味の持久力を活かせなかった敗戦で度外視。2走前の埼玉新聞栄冠賞は3〜4コーナーで抜群の手応えだったが長く良い脚を使う馬なのでインコースで中々前が開かず、仕掛けを遅らされた差が出ての4着。スタートして1コーナーまでにランリョウオーが内に切れ込んで来た時にポジションを下げてしまった事も影響した感じ。もう少し距離はあった方が良いが、22年の川崎記念2着、昨年の報知オールスターカップ優勝など左回りに強く、船橋コースも21年のダイオライト記念2着、昨年4着と問題無い。持ち味である持久力を活かして早めの競馬なら。

8ギガキングは報知グランプリカップ2連覇中、通算(9・0・1・1)という現役屈指の地元船橋巧者。一昨年は積極的にダートグレードに挑戦、自身船橋での唯一の馬券外は昨年9月の日本テレビ盃でのもので、強力メンバー相手に0秒8差5着と健闘した。昨年にあげた4勝は全て船橋、前走の勝島王冠は位置取り自体は悪くなかったが直線は追い辛くなる場面があったし、右回りの大井に加え久々だったという事で仕方ない内容。前走を叩いて馬体は締まってくるだろうし、3連覇が懸かるここへ状態は間違いなく上がっているだろう。今回はベスト条件で本領発揮。




馬券は1ヒーローコール中心の三連単で買いたいですね。