1月14日 2024 京成杯(GⅢ) 3歳馬齢 1着賞金4100万円 中山芝2000m 発走15:45



*5ロジルーラーは出走取消です。


年末のホープフルステークスと同じ舞台の年明け3歳重賞。中山競馬の芝は現在Cコースを使用、土曜日の競馬を見ても、やはりロス無くインコースを立ち回った馬が有利で、外を回し過ぎると厳しい印象。前日最終レース前に降った雪の影響はそこまで無い感じです。ペースにもよりますが、直線で内を意識し過ぎてもそこを抜けるのは大変な印象なので、鞍上の腕・判断が重要ですね。京成杯から一息入れ、逆算して皐月賞→ダービーのローテーションを組みたい陣営にすればここでの賞金加算は至上で、クラシックを目指して熱い戦いを期待したいですね。




◎6アーバンシック

○11マイネルフランツ

▲14ダノンデサイル

△15ジュンゴールド、8ハヤテノフクノスケ、13ドゥレイクパセージ、2バードウォッチャー、3レイデラルース




6アーバンシックは新馬、1勝クラスと2戦無敗。札幌のデビュー戦はスタートで後手を踏んだが、スローな流れを先団直後を追走、4コーナーで外に持ち出すロスはあったが直線残り100m付近から鋭く伸びて優勝。前走の百日草特別もゲートの出は悪く、更に隣りの馬に寄られ後方からの競馬、終始外を回り展開面も厳しかったが大外から前をまとめて交わし優勝。スタート・道中はゆっくりだが、折り合いはしっかり付くし、エンジンが掛かれば非常に良い末脚を発揮する馬。2戦ともに厳しい展開ながら着差以上の強さを見せているし、札幌で右回りも経験、コース自体は問わない馬だろう。スタート五分なら更に高いパフォーマンスを発揮してくれそう。

11マイネルフランツはデビュー戦こそ上位2頭と瞬発力の差で3着に敗れたが、続く未勝利戦は終始インコースで引っ掛かりながらも直線で抜け出して優勝。前走の葉牡丹賞では未勝利戦より折り合いはマシになり、結果的に直線でトロヴァトーレに進路を開ける形になったが終始外を回る展開の中0秒3差2着。これまでのレース振りからスタートに不安が無く折り合い面が成長、極端に速い上がりの勝負では分が悪いが、バテず長く良い脚を使える印象。中山競馬場は速い時計の決着が続いているが、自身は今回で同舞台は3度目、外枠だった前走の走りからもまだ時計は詰められるだろう。位置はスタート出たなりで、相手なりに走れそうな強味を活かせれば。

14ダノンデサイルは初戦は出負け加減のスタートで道中は急かさずの競馬になったが、ラストはしっかり脚を使い4着。続く京都の未勝利戦も良いスタートではなかったが積極的に番手に付け、直線は外に膨らんだ2着馬の内から抜けて優勝。前走の京都2歳ステークスでもゆっくりしたスタートで後方待機、前半59秒1とペースは流れ展開面は向いたが、直線は被せられて大外に進路を切り替えるロスがあり4着。スタートに課題はあるが折り合い面に不安は無く、その分ラストはしっかりした脚を使える馬。前走でも内の馬群を抜けて来た勝ち馬よりゴール前の脚色は良かったし、スムーズなら突き抜けていてもおかしくない内容。スタート面から8枠もそこまで悪くはないし、後は少しでもペースが流れてくれれば。




馬券は6アーバンシック中心の三連単、三連複で買いたいですね。