1月10日 2024 ニューイヤーカップ(重賞) 3歳別定 1着賞金1200万円 浦和1500m 発走17:45




今年最初の南関東3歳重賞という事で新たに整備されたダート三冠路線、その前哨戦であるダートグレード競走・雲取賞、京浜盃などへ向けて重要な一戦になりますね。距離が1500mなので、ここから三冠路線か3歳短距離の頂点に位置付けられた1400mの兵庫チャンピオンシップへ向かうか、各馬の距離適性を占うレースにもなりそうです。




◎5アムクラージュ(浦和)

○3クルマトラサン(船橋)

▲1オーウェル(浦和)

△10ライゾマティクス(浦和)、7クリコマ(川崎)、2ビッグショータイム(船橋)、4フロインフォッサム(船橋)




5アムクラージュは1番人気に支持された2走前の鎌倉記念で4着。勝ち馬は後のJpnⅠ3着馬だが、2〜3着馬とは僅か0秒2差で、これは道中で外を回り溜めを効かせる場面を作れなかった差だろう。前走の全日本2歳優駿は勝ち馬を含め流石に相手が強く、自分の競馬が出来なかった中での結果で、今後を考えれば良い経験と捉えれば良いだろう。今回は軽いメンバーとは思わないが、相手関係は前走より楽になるし、2走前僅かに先着されたライゾマティクスとは斤量・枠順の差があり、得意の地元戦に戻れば逆転の目はあるだろう。南関勢同士なら先団直後辺りに付けられそうで、鞍上も前走に続いて2度目の騎乗。巻き返しの期待は十分。

3クルマトラサンは昨年の1200m重賞ゴールドジュニアを完勝、船橋1000mのデビュー戦でも好タイムで楽勝しているように短距離でのスピードが持ち味。前走1600mのハイセイコー記念はダテノショウグンに1秒9差3着。勝ち馬は抜けていたが2着ライゾマティクスとは僅か0秒2差、これはあくまで位置取り・4コーナーで少し外に振られた分の差で距離自体には対応出来た印象。それでもスピードを活かす意味では今回100mの距離短縮はプラスで、先行力もあるので浦和コースに変わるのも良いだろう。この枠順ならロス無く先行、前走以上のパフォーマンスを期待出来る。

1オーウェルは6戦全て3着以内と堅実。体重を絞って挑んだ3走前の川崎若駒オープンは前に行ったクリコマを捕らえられずクビ差2着、2走前はスタートで不利を受けて後方の位置になったがラストは渋とく脚を使って0秒1差2着。前走も隣りの馬にぶつかりながらのスタートでスムーズとは言い難いレースだったが、中団追走から直線は大外一気に伸びて前をまとめて差し切った。前走はコース取りを考えれば強い内容で、近走の走りからも長く持続する脚を使える馬。3戦続けての同舞台・地元コースは良いし、相手に関わらず自分の脚は使って来るので、後はスタート五分で前を捌ければ。





馬券は5アムクラージュ中心の三連複、三連単で買いたいですね。