マイルの京都金杯と同じく難解な中距離の中山金杯。京都も前が有利な馬場と思いますが、中山もCコースを使用する事から基本的にはイン前有利が基本でしょう。短距離でもハナを切れるホウオウアマゾンがこちらに回って来たのは非常に気になるところで、この馬が行く気でハナを叩くか、距離を考え控えるかがレースに大きく影響してきそう。ん〜それでも馬場を考えれば後方タイプを軸にはしにくいですね。
◎11ゴールデンハインド
○6クリノプレミアム
▲8ボーンディスウェイ
△3リカンカブール、10マテンロウレオ、15マイネルクリソーラ、4エピファニー、14カレンシュトラウス
11ゴールデンハインドはオークス11着以来の休み明け。そのオークスは初距離もあってか積極的に出しては行かず好位〜やや後ろの単騎5番手。速いペースでレースは流れたが、直線での下り加減など結果的に少し距離も長く11着。骨瘤の影響で休養期間は伸びたが、中間の追い切りから非常に活気ある動きを見せ、最終追い切りも好タイムをマーク、休み明けを感じさせない仕上がり。オークスの失速具合から距離短縮は良さそうだし、東京より先行力が活きる中山コースに変わるのは魅力。ハナがベストとは思うが、ホウオウアマゾン辺りが無理にでも先手を取りに来るようなら好位でも良いだろう。54キロ・イン前有利なCコースを味方に、早めから仕掛けて持久力勝負に持ち込めれば。6クリノプレミアムは昨年の2着馬。前走は大外枠で展開面も向かなかったレースで度外視、歳を重ねた影響もあると思うが現状ではマイルより少し長い距離の方が追走面では楽だろう。今回は休み明け3走目、追い切りの動きは良いし、確実に前走以上の状態にはある。昨年より斤量は0.5キロ増だが、ロス無くレースを運べる枠順が当たったし、3走続けてマイルを使われ行き脚が付いて好位の位置を取れそう。直線で上手く前を捌ければ今年もチャンスは十分。8ボーンディスウェイは前走で準オープンを勝ち上がり。今回は重賞で相手は強化されるが、元々はホープフルステークス5着、弥生賞3着がある実績馬で、その弥生賞の上位2頭はアスクビクターモアとドウデュース。力はここでも見劣りせず、チークピーシズを着用した前走が良いきっかけになったと思うし、引き続き先行力が活きる得意の中山コースの中距離戦。前走から自身の斤量は3キロ減の55キロ、他馬との斤量比較からも好勝負に持ち込めそう。
馬券は11ゴールデンハインド中心の三連複で買いたいですね。