1月8日 2024 シンザン記念(GⅢ) 3歳馬齢 1着賞金4100万円 京都芝1600m 発走15:35




JRA3日間開催のラストはシンザン記念。同時期に行われる3歳戦フェアリーステークスより予想はしやすい印象のレースですが、今年はフルゲートの18頭立て。ただでさえキャリアが浅い馬達のレースで難解、ここは例年以上にその馬の持った素質を見極める力が求められますね。




◎5ノーブルロジャー

○11シトラール

▲12ケーブパール

△13エコロブルーム、17ナイトスラッガー、4デルシエロ、10バレルターン、3タイセイレスポンス




5ノーブルロジャーはデビュー2戦目での重賞挑戦。東京芝1600mのデビュー戦は好スタートから道中は引っ掛かる面も特に見せず2番手を追走、直線は余裕十分で仕掛けられ、粘る2着馬に0秒3差を付けて優勝。初戦の相手関係、キャリアが浅いので油断は出来ないが、スタート・道中・反応とデビュー戦を見る限り悪い部分は感じられず、同じパレスマリス産駒ジャンタルマンタルに似て優等生タイプな印象で、右回りにも上手く対応出来そう。持ち時計はまだまだ詰められるだろうし、スタートもそれなりに速いので今の馬場に合う位置、好位には付けられるだろう。初戦を使い更に上昇、この枠順も魅力。11シトラールは宝塚記念を優勝したポタジェなど多数の活躍馬を輩出しているジンジャーパンチの産駒。初戦は3着に敗れたが、枠順やスタート、ペース・馬場を考えれば悪く無い内容。続く新潟の未勝利戦はスタート五分、結果2着に終わったが直線は少しヨレ具合だったし、着差的にも勝ち馬とはコース取りの差だろう。3戦目の前走もスタートを決めて好位、上手く前に馬を置いて折り合いを付けると直線は渋とく脚を繰り出して優勝。1戦毎にレース振りは良化して来たし、酷く掛かる面は見られず器用に立ち回りが出来るタイプか。もう少し内枠が良かったが、上手くインコースに入れる事が出来れば。乗り替わりになるがルメール騎手からルメートル騎手なら問題は無いだろう(笑)12ケープパールはデビュー戦では先行勢が上位を占める展開で外を回しながら、直線はとても届かないような位置から鋭く伸び、前をまとめて交わし優勝。前走の白菊賞は初のマイル戦、落ち着いたペースになり4着。道中序盤が力味加減の追走だったのがラストに影響した感じだが、それでも33秒台の上がりをマークし勝ち馬から0秒2差4着、距離にはしっかり対応。前走は内回りだが、デビュー戦の末脚を見る限りは外回りの方が持ち味は活きてきそう。小柄な牝馬だが最終追いは3頭併せで一杯に追われて上々の動き、末脚全開なら期待は十分持てる。




馬券は5ノーブルロジャー中心の三連複、ワイドで買いたいですね。