◎1ライオットガール(JRA)
3歳牝馬、今年のレパードステークスを優勝。レディスプレリュードは前のテリオスベルを意識せざる得ない形の仕掛け、結果後ろに付けていたアーテルアストレア、グランブリッジの目標になる展開で3着。前走は出遅れ+隣りの馬に寄られて手綱を引く不利、直線はそれなりに伸びてはいたが実力とは言い難い結果で6着。2走前の内容から力は上位で、左回りはレパードステークスを優勝、枠順的に今回はスタート次第で前目から進めそう。テリオスベルとは斤量差があるし、悔しい内容だった前走からの巻き返し必至だろう。
○3パライバトルマリン(JRA)
3歳牝馬で関東オークスの優勝馬。関東オークスは一気の距離延長、初のナイターなど課題はあったが抜群の手応えから直線抜け出して優勝。前走のブリーダーズゴールドカップでは自分の形に持ち込んだ勝ち馬に放されたがきっちり2着を確保。スタートしてすんなり好位を取れる先行力があるし、左回りも得意、前走内容から古馬相手でも通用する力を証明。間隔は開いたが53キロならここも上位争いに加わって来るだろう。
▲11テリオスベル(JRA)
昨年のクイーン賞優勝馬。今年は夏のブリーダーズゴールドカップを逃げ切って優勝、重賞2勝目をあげた。近2走では大きく崩れていないが、スタートが速い馬では無いのでどうしても終いが甘くなってしまう印象。3走前のように序盤から自分の形に持ち込めれば更に強さを発揮するし、今回は恐らく早めに主導権を取れそうなメンバー構成。陣営的にもトップハンデは想定内だったと思うし、路線の一線級不在なら当然首位候補になる。発馬がゆっくりな分、勢いを付けながらハナを取れそうな外枠はこの馬にとっては魅力。
△5ゴールデンヒーラー(岩手)、9ノーブルシルエット(大井)、6ビジン(JRA)
JBCレディスクラシック後のハンデ戦という事で牝馬ダート戦線の一線級は不在。順番的にはそんな一線級とも好勝負を続けて来た11テリオスベルが中心にはなりそうですが、近走内容・斤量差などを込みで比較すると1ライオットガールの頭が有力という結論になりました。1ライオットガールと同じ3歳馬3パライバトルマリンはこれから一戦毎に強くなりそうですし、11テリオスベルとは3.5キロ差は大きく感じます。11テリオスベルはとにかく早くに自分の形に持ち込めればといったところで、マイペースで持久力発揮なら後ろを封じ込める可能性も。
馬券は1ライオットガール中心の三連単で買いたいですね。