◎8プライルード(大井)
昨年は優駿スプリント、アフター5スター賞を連勝。しばらく低迷していたが前走のカムイユカラスプリントは抜群の行きっぷり、先団を見る位置でレースを進めると直線はインコースから2馬身1/2差を付けて完勝。昨年の重賞連勝時の走りからまだまだ完調とは思えないが、前走は復調気配を示すには十分な内容で、同じ舞台の今回は更にパフォーマンスを上げて来そう。馬体は前走くらいで良いし、年齢的にも不調期間を経て充実期に入っている可能性もある。強い逃げ・先行馬を射程に入れた位置で直線を向かえる事が出来ればチャンス。
○5ブンロート(船橋)
1月に行われた船橋記念は僅差の3着。1200m以上の距離では少しパフォーマンスを落としていたが、3走前の1000m戦は危なげなく逃げ切って優勝、近2走も得意距離なら堅実な走りを見せている。前走のカムイユカラスプリントは大外から鋭く伸びて2着と、3走前は逃げ切りで勝ってはいるが、やはりラストを伸ばす競馬の方が良い感じ。今回本命視されているキモンルビーを負かした事もあるし、1月の船橋記念では僅か0秒1差。展開次第では首位争いに加わって来るだろう。
▲4キモンルビー(船橋)
昨年の船橋記念優勝、今年1月の船橋記念2着、1000m重賞3勝の実績。取消明けの前走柿生スプリントは外枠から気合いを付けてハナへ、直線は外から交わされそうになりながらも二枚腰を発揮して優勝。今回がラストランという事で、休み明けの前走から十分に間隔を空けて大目標のレースへ向けて万全の態勢。今回の枠順なら前走より無理せず先手は取れそうで、速いペースで飛ばしてもこれまでのレース内容からも当然簡単には止まらないだろう。ハナを取るまでの序盤次第では連覇・ラストランを飾る可能性も。
△3ティアラフォーカス(大井)、2ギシギシ(大井)、7コウギョウブライト(川崎)
頭数こそ落ち着きましたが、このレースを狙って来たスペシャリストが揃い非常に楽しみなメンバー。一番の注目はここが引退レースになるであろう4キモンルビーにはなりますが、他もここが今年最後の目標にして来たような馬ばかりで激しいレースが期待出来そうです。大井の8プライルードは昨年重賞連勝時のパフォーマンスはこれからの地方短距離路線を引っ張って行くかと思わせる強さ。低迷していましたが馬体も締まり前走で復調気配を示しましたし、前走と同舞台、4キモンルビーから放されない位置で脚が溜まれば頭の目もありそうです。5ブンロートも8プライルードと同じく直線でひと脚を使う競馬、4キモンルビーは序盤あっさりハナならそのまま押し切りも。2ギシギシは位置が後ろになりそうですが上手く前を捌けるなら、乱戦になった時は3ティアラフォーカス、配当妙味は7コウギョウブライト。
馬券は8プライルード中心の三連単で買いたいですね。