11月26日(日)東京競馬場で行われます国際招待GⅠジャパンカップに登録していた地方兵庫所属のクリノメガミエース号が回避馬が出た事で出走可能となりました。




本日確定した枠順は以下の通りです。





当初9頭だった登録馬が21頭になり、同じ兵庫所属のチェスナットコートは出走可能も、早い段階から出走意欲を見せていたクリノメガミエースは除外対象に。

しかし、相次ぎ回避馬が出始め、出走順18番目だったエヒトが回避、それにより19番目になっていたクリノメガミエースが繰り上がり出走となりました。



回避した馬には色々事情があると思いますが、まずはジャパンカップのゲートに入れた事に対し、クリノメガミエース、チェスナットコートの両関係者にはおめでとうと言いたいですね。


登録した段階では、まさかとは思っていましたが、兵庫所属馬2頭が本当にジャパンカップを走る事になるとは・・・



まあ、色々物議は上がってはいましたが、きっちりとルールに基づいて出走馬に選定されましたし、何ら問題ありません。

もちろん、勝つ為に走るのが競走馬の本分ですが、出走する限り可能性はゼロではありませんし、どんなスポーツ競技でもその最高峰に当たる舞台に立ちたいと思うでしょう。


自分も兵庫県競馬で厩務員をしていた時は自分の担当馬を連れてJRAや他地区・海外に行きたいと、常に夢を持って仕事をしていました。


2頭の関係者も出れる事自体が嬉しいはずですし、このジャパンカップ挑戦は騎乗する吉村智洋騎手、田中学騎手、厩舎関係者やオーナーの大きな財産になるはずで、馬にとっては引退後も一生のステータスになるでしょう。


イクイノックス、リバティアイランドとの比較は別にして、クリノメガミエース、チェスナットコートは約1000頭が在籍する兵庫県競馬の数少ないオープン馬で決して弱い馬ではありません。




これは10月27日(金)園田競馬場・兵庫クイーンカップに出走した時のクリノメガミエースです。


この時はまさかジャパンカップに出走するとは夢にも思いませんでした笑




イクイノックスとリバティアイランドの対決が注目されるジャパンカップですが、個人的にはこの兵庫所属2頭の挑戦が本当に楽しみです。