11月26日(日) 第43回ジャパンカップ(GⅠ・国際招待) 3歳上定量 東京芝2400m 発走15:40





12チェスナットコートの田中学騎手は田辺裕信騎手に変更しています。




◎2イクイノックス

昨年は3歳ながら天皇賞秋、有馬記念を優勝。今年は3戦し、ドバイシーマクラシックはスタートから持ったままでハナを切ると直線も馬なりで独走状態、まるで公開調教のようなレース振りで楽勝。宝塚記念は無理せず後方追走、直線で馬群を割ったスルーセブンシーズに肉薄された形だが自身は大外を回すロスが大きい競馬で、ゴール前の手応えからは着差以上に強い内容。前走の天皇賞秋は前を見る3番手で折り合い、直線は抜群の手応えから早め先頭で抜け出して後続を完封。どの位置からでもレースが出来るし、持久力・瞬発力のどちらも兼ね備えた馬。素晴らしい馬体の持ち主で、ちょっと非の打ち所がない、競走馬として正に理想的とも言える馬。そんな馬だけに本命理由を書く事も無いが、前走はあくまで休み明け、ここは今年の最大目標にして来たレースで、仕上がり面は何も心配ない。どんな走りを世界に向けて発信するか。


○3タイトルホルダー

21年菊花賞などGⅠ3勝馬。昨年の凱旋門賞、帰国戦の有馬記念いずれもハナを切るも惨敗。日経賞を楽勝して挑んだ天皇賞春は右前肢ハ行の為、競走中止。決して順調とは言い難い中で向かえた前走のオールカマーではゴール寸前まで粘るも2着に敗れたが、故障明けで不安要素がある中で自分の競馬でまとめた辺りはこの馬の力を改めて再確認させる内容。文字通り休み明けを使われて上昇、今回は宝塚記念のようにパンサラッサのハナが濃厚で恐らく2番手から、その宝塚記念からもハナでなくても競馬は出来るし、逃げるパンサラッサの手応えを見ながら仕掛けるタイミングを窺えば良いだろう。後ろに控える他の有力どころの位置は気になるが、直線まではパンサラッサとの兼ね合いだけを考え、直線で先頭に立ってからどれだけ粘れるか。上手く後続に脚を使わせる形に持ち込めれば。


△1リバティアイランド、10ダノンベルーガ、14ディープボンド、17スターズオンアース




まず兵庫県競馬ファンとしては腰痛悪化の影響で田中学騎手が騎乗出来なくなった事は非常に残念です。まあ、事情が事情だけに仕方ありません。馬券としてはやはり2イクイノックスは引退後の事まで考えると正直落とせないレースで、圧倒的だった前走を見てもちょっとケチを付けようがないですね。レコード後の中3週が懸念されていますが、もはやそんな次元の馬ではないと思います。対抗にした3タイトルホルダーは古馬の中では1イクイノックスに次ぐ実績No.2と言える存在で、前走は2着に敗れましたが故障明けを考えれば上々。一度叩いて更に粘りは増して来るはずで、番手から持久力勝負に持ち込めれば他を抑え込む可能性は十分ありそうです。地方兵庫の2頭はこれだけのメンバーと同じレースで走れる事自体が凄いし、陣営のチャレンジ精神に敬意を表したいです。着順云々力を出し切ってゴールまで無事にジャパンカップを駆け抜けて欲しい。

馬券は三連単で2イクイノックスを1着固定、2、3着に3タイトルホルダーを置いて買いたいですね。

後は前日発売で12チェスナットコート、13クリノメガミエースの「がんばれ馬券」は買いました。