◎11セリフォス
昨年は3歳馬ながら直線大外から突き抜けて優勝。今年春のドバイターフは直線外から伸びて来たが残り200mを切った辺りから他馬と脚色が同じになってしまい5着。帰国戦・前走の安田記念は2着、内目の枠順もあり好位から渋とく粘ったが後方待機勢が上位を占めたように展開不向きの中で強い競馬。夏負けの影響で直行になったが最終追い切りは好タイムを計時、調教後馬体重からも490キロ台でレースに挑めそうで状態面の心配は要らないだろう。外回りの広いコースは合っているし、特に位置取りも大きな注文は付かない。ペースは平均くらいには流れそうなので、しっかり折り合って鞍上が持ち味を活かしてくれれば。
○5ジャスティンカフェ
今年6月のエプソムカップで念願の重賞初制覇。昨年もマイルチャンピオンシップに出走し6着に敗れたが、直線で進路が無くなり全く追えない場面があっての結果、スムーズだったらと思わせる脚色だった。前走の毎日王冠のように展開が向かなかったり、前詰まりなどが付き纏っているがエプソムカップで見せたようにスムーズなら高い瞬発力に加え持続する末脚を使える。後方脚質だけに7枠2頭が如何にレースを引っ張ってくれるかは重要だが、昨年の阪神より広い外回り京都の方が持ち味は活かせる。きっちり脚を溜めれる今回の枠順自体は悪くないと思うので、直線で自身の進路をしっかり確保出来れば。
▲12レッドモンレーヴ
5月の京王杯スプリングカップでは大外から先団を一気に飲み込んで優勝。相手が強化された安田記念は10番人気と評価は低かったが0秒6差6着、枠的に終始外で脚を溜めにくい形だったが上々の内容。前走の富士ステークスは上がり最速の脚で2着に敗れたが、勝ち馬とは斤量差があったし、あくまでも位置取りの差だろう。今回は初の京都コースになるが、瞬発力・末脚が持ち味の馬で広い外回りは合うはず。今年春からレースを使う毎に地力が増している印象があるし、善戦した安田記念に次いでG Iレースは2度目の挑戦。高い期待を持てる。
△9シュネルマイスター、6ダノンザキッド、8ソーヴァリアント、1ソウルラッシュ、7エルトンバローズ、16ナミュール、10マテンロウオリオン
4年振りに京都へ戻って来たマイルチャンピオンシップ。今週からCコース替わり、中団・後方待機の有力どころが牽制し合った時の逃げ・好位勢に恐さはありますが、日曜日は恐らく良馬場で行われると思いますし、舞台が広い外回りコースだけに末脚勝負の馬達を中心にしました。
馬券は11セリフォス中心の三連単、三連複で買いたいですね。