◎2コバルトウィング(大井)
昨年の優勝馬で連覇が懸かる。前走の東京記念は急遽の乗り替わり、道中も挟まれる感じで終始スムーズさを欠く内容、14着敗退は明らかに能力を発揮出来ておらず度外視して良いだろう。昨年の東海菊花賞やこれまで好走したレースを見ても自分から動いて持久力を活かすのが持ち味で、今回は枠順や前走の敗戦を踏まえ積極的に先行する競馬だろう。距離・舞台は申し分無く、度外視出来る前走を除けば初のジョッキーも問わない。名手・山口勲騎手の手綱捌きで上位争いの期待は十分。
○12アラジンバローズ(兵庫)
JRA在籍時は4勝をあげ、オープンクラスでも上位争い。兵庫転入初戦となった前走の鳥栖大賞はスタートから好位に付けたが、直後にヒストリーメイカーがマークし早めから仕掛けて行く展開、直線一旦は前に出たデュープロセスを内から差し返す形で制した。2着馬とは僅差だが3着以下には大差を付けており、早め先頭に立ったレース内容から着差以上の強さ。今回は転入2戦目の上積みが見込め、JRA時代の成績からもコースは問わない。JBCクラシックにも選定されていたが、ここに的を絞って来ただけに陣営の勝負度合いは高い。
▲10デュープロセス(大井)
JRA在籍時に19年兵庫ゴールドトロフィーを制したダートグレードホース。転入初戦はスタートで出遅れ+挟まれる不利で後方から、向正面から引っ掛かり加減で上がって行ったがそこで脚を使ってしまい9着。前走の鳥栖大賞も出負けしたが先団直後へ押し上げ、4コーナー手前で先頭に立ったがアラジンバローズに差し返されて2着。敗れはしたが3着以下には大差を付けたように優勝したアラジンバローズと共に力が抜けていた印象。スタート五分でしっかり道中で折り合いが付けば更に。
△7ブリーザフレスカ(名古屋)、9アンタンスルフレ(名古屋)、8リコーヴィクター(北海道)、5ヒストリーメイカー(佐賀)
馬券は2コバルトウィング中心の三連複、三連単で買いたいですね。