◎14ヒートオンビート
春の目黒記念で念願の重賞制覇、同舞台の重賞2勝が懸かる。前走の京都大賞典は直線での不利はあったが、恐らく日経賞と同様に馬場が敗因か。今回は良馬場でやれそうだし、休み明けを使った上積みに加え、春の目黒記念と同じ東京芝2500mと好走条件が多く揃った。斤量59キロだが58キロの目黒記念の走りからはロス無く上手く立ち回れば対応してくれそう。申し分無い舞台設定で前走からの巻き返しを期待。
○15ユーキャンスマイル
今年8歳の古豪、アルゼンチン共和国杯は今回で3回目の出走で21年4着、昨年は7着。長く勝ち星から遠ざかっているが19年に優勝している夏の新潟記念では昨年に続いて2着。東京は過去1勝だが僅差の勝負をして来たコースだし左回り自体は得意。昨年の同レースや春の目黒記念の内容から距離は心配無いし、あくまでも瞬発力が活きる流れになるかどうか。メンバー的には十分上位争い可能。
▲5アーティット
春の大阪ハンブルクカップの優勝馬で2度目の重賞挑戦。昨年3歳の時から後の重賞好走馬と好勝負をしており、4歳になって地力が強化されオープン特別を優勝。2走前の目黒記念は重賞初挑戦、結果的に瞬発力の差が出て8着も、休み明けの前走は先行勢に厳しい展開ながら0秒4差4着と悪くない内容。今回は叩き2戦目、重賞も2度目、距離延長は良いし左回りも得意。平均ペースくらいで上手く好位追走なら良い勝負になりそう。
△17マイネルウィルトス、9ゼッフィーロ、3ヒュミドール、4チャックネイト、13ディアスティマ、7ゼファーラジエル
馬券は14ヒートオンビート中心の馬連、三連複で買いたいですね。
◎9ワールドタキオン
JRAデビューで1戦し10着、兵庫へ転入し4勝をあげてJRA再転入。1走毎に強くなっている印象で、準オープン戦では前には厳しい展開だったが好位追走から2馬身差の完勝。前走のエルムステークスは重賞初挑戦、先行勢総崩れの中を2番手から直線先頭に立って2着に粘る強い競馬。既に重賞級のポテンシャルは見せているし、力の要るダートも園田での経験から全く問題無い。一線級不在のメンバーだし、自在性がある脚質も魅力の馬。十分重賞制覇のチャンスはある。
○7メイクアリープ
1勝クラスから一気に3連勝でオープン入り。オープンクラスに上がってからも三宮ステークスは後のJBCクラシック優勝馬キングズソードのハナ差2着、名鉄杯では後のレディスプレリュード優勝馬アーテルアストレアのクビ差2着と、僅差の勝負を演じた。前走の太秦ステークスは枠順的に積極的に出して行ったが展開不向きで5着、それでも0秒3差に粘った。上々の内容だった休み明けを叩いて今回は更に上昇、オープンに上がってからの成績から力は重賞でも十分足りる。スタートは速いので好位で流れに乗れれば。
▲14ウィリアムバローズ
昨年のみやこステークスは先行勢総崩れの中、ハナを切って14着。今年は春のマーチステークスでハナ差2着と重賞でもやれる力を証明、休み明けの前走は59キロで快勝。中山コースで多く好走しているが、先行脚質なので直線平坦の京都が悪いとは思わないし、昨年の惨敗はあくまで展開面。ペプチドナイル辺りがハナを主張しそうで、無理に競り合う必要は無いので番手〜好位からレースを進めれば良いだろう。間隔は開いたが休み明け2戦目、前走から斤量2キロ減は魅力。
△3タイセイドレフォン、15セラフィックコール、6ブリッツファング、4サンライズホープ、8マリオロード、1アスクドゥラメンテ
馬券は9ワールドタキオン中心の馬連、三連複で買いたいですね。





