秋季兵庫県高等学校野球大会は8月30日に地区予選が終わり、54チームが県大会本戦に出揃いました。
9月9日はその県大会本戦開幕日。
尼崎市記念公園内にあるベイコム野球場。
家からは比較的近いんですが、今年の夏は縁が無く今回が初めてです。
この日の対戦カード。
やはり一般的な注目では第2試合の報徳学園になりますね。
本来は9月2日から開幕している大阪大会も観に行きたいんですが、今さらと言うか大阪は学校関係者や一部の保護者を除き、一般客の入場が許されていません。
もしかしたら4回戦以降くらいから一般にも解放されるかも知れませんが、せめて大阪の連盟には理由くらいは発表してもらいたいものです。
大阪も兵庫くらいオープンな感じになって欲しいところですね。
入場料900円、選手名簿は200円。
ちなみに兵庫県は65歳以上を証明出来る物を提示すれば入場料は400円になります。
大阪は一般(大人)は一律1000円、こんな丁寧な選手名簿も基本的にありません。
本当に兵庫県の連盟は一般にも良心的です。
素晴らしい。
席は下段の一塁側、三塁側がそれぞれ各校の学校関係者が集まっていますが一般客も入れます。
でも大体一般の人はバックネット裏、上段席に集まっている感じですね。
少しバックネットの太い支柱の影響で座る席によっては見にくいんですが、試合すら観せてくれない大阪大会を考えるとあまり気になりません笑
第1試合、市立尼崎が小森選手(2年)の内野ゴロの間に1点を入れ先制、更に重平選手(2年)のタイムリー二塁打で2点目。
3回にも川端選手(2年)のレフト越えのタイムリー二塁打で1点を追加。
5回には川端選手(2年)のレフト方向への2ランホームランが飛び出すなど更に3点を上乗せ、市立尼崎が篠山産業を突き放します。
6回も市立尼崎の猛攻は続き、満塁の場面で加藤選手(1年)が走者一掃のセンター越え三塁打を放ち3点を入れ、試合は篠山産業0-9市立尼崎で決着。
篠山産業も何度か得点圏にランナーを進めましたが後続が続けず、計16安打の市立尼崎に圧倒された形になりました。
試合後、大きな声で校歌を歌う市立尼崎の選手達。
市立尼崎は春季大会・明石トーカロ球場でも試合を観たんですが、試合前のシートノックや試合中の声出し、校歌を歌う感じなど非常にハツラツとしていました。見事な五厘刈りなど、古き良き高校球児を想わせます。大阪で言えば金光大阪に似た感じですね。
夏の甲子園で優勝した慶応など、脱坊主が増えて来た高校野球界。
まあ、髪型がどうこう言う時代では無いんですが、個人的にはやっぱり高校球児は坊主頭が良いかな。
正直に言えば自分はそんな時代だからこそ、逆に坊主がカッコ良く見えますけどね。
人それぞれ考え方は自由ですが、大阪桐蔭や履正社とかが坊主じゃなくなったら何か嫌だな〜笑
第2試合。
注目、報徳学園の先発はこの秋の大会からエースナンバーを付けている主将・間木投手(2年)です。
試合は4回までは姫路東の先発で主将の曽我投手が報徳打線を0安打に抑える好投を見せましたが、5回裏に西村選手(2年)の左中間への2点タイムリー、斎藤選手もタイムリーを放ち、報徳学園はこの回4得点。
報徳学園の先発・間木投手は正確には数えていませんが10奪三振くらいは取っていたかな?
観ているとほとんど変化球は投げず、9割り方ほぼストレートでの力勝負をしている感じでした。
報徳学園は9回には交代した星山投手(2年)が姫路東打線をきっちり抑え、試合は姫路東0-4報徳学園で決着。
姫路東は敗れましたが報徳学園相手に4回までヒットを許しませんでしたし、結果的にもヒット数は1本差。
5回表には先頭打者の柴原選手(2年)が二塁打を放ち、ノーアウトで得点圏の場面もありました。
先制出来ていればまた流れは違ったと思うと残念ですが、選抜準優勝の強敵相手に良い試合を見せてくれました。
最後に。
第1試合の中盤くらいだったかな?
報徳学園の大住健二監督が一般客に座って、篠山産業対市立尼崎の試合を熱心に観戦されていました。
大住監督、勝手に撮影してすみません笑
とりあえず大阪の秋季大会も早く一般に解放して欲しい限りです。
*追記: 9月10日に行われました第31回WBSC U-18ベースボールワールドカップに於いて日本が台湾を2-1で破り、同シリーズ初優勝を飾りました!
関係者の皆様、優勝おめでとうございます🎉









