7月23日、夏の兵庫県大会の準々決勝。
ベスト8の各校が明石トーカロ球場、姫路ウインク球場でそれぞれ試合を行いました。


ここでは明石トーカロ球場での試合の様子を。



この日の明石トーカロ球場での2試合。


第1試合には淡路島の津名高校、前回の明石高校戦をタイブレーク11回で競り勝ちました。その後山崎高校、東洋大学附属姫路高校を破ってベスト8に進出。前回の記事でも紹介しましたが、周囲のの人達に飲み物を配るなど一般客にも非常に親切丁寧な保護者会の方達が印象的でした。


今回の相手は強豪の明石商業、公立校同士の争いです。



第2試合はプロ注目のエースで4番・坂井陽翔選手(3年)が居る滝川第二、それに対し県大会で常に上位を賑わしている市立西宮。




朝から非常に激しい日差しが照り付ける明石トーカロ球場。





流石に激戦兵庫大会の準々決勝。

試合開始1時間前くらいでこの盛況振り。


明石トーカロ球場は上段の席が耐久性の問題で立ち入り禁止になっており、この状況はある程度予想出来ました。


試合前シートノックが行われている時は既に席は満席で、ギリギリに来た人達は後方で立ち見していました。



両校のスタメン。

明石商業の先発は左の羽藤翼投手(3年)、対する津名は右の日野優太投手(3年)。



試合は初回に明石商業が神野吏輝選手(3年)、西田涼起選手(3年)がそれぞれタイムリーヒットを放つなど4得点、4回にも2点を上乗せし6-0と津名を引き放します。



その後も明石商業の猛攻は続き、5回にも追加点。津名は明石商業の先発・羽藤翼投手(3年)の力強いストレートに加え、追い込んでからの落ちる変化球に苦戦し攻めあぐねます。



津名はヒット2本と、明石商業の投手陣を攻略する事が出来ず試合は7回コールド8-0で決着。



淡路島の期待を一心に背負った津名は悔しい敗戦となりましたが、激戦区兵庫でベスト8進出は本当に凄いと思います。


この日も前回と同じく津名の保護者会の方々らは満員の明石トーカロ球場の一般客に飲み物を配り続けていました。

更に応援団の前には氷水を入れた大きな容器の中に飲み物を沢山入れ、その容器の前には「ご自由にお取り下さい」と書かれた張り紙をしていました。


自分が前回行ったほっともっとフィールド神戸の時より遥かに暑く、観客も多い中でも常に客に「どうぞ冷たい飲み物飲んで下さい!」と動き続けておられました。


ありがとうございます。これからも応援しています。





第2試合の滝川第二VS市立西宮は木陰がある外野ゾーンへ移動。

陽が照り付ける内野席はあまりに暑過ぎたので笑




試合は3回に滝川第二が福田圭佑選手(3年)、岡崎慎之介選手(3年)がそれぞれタイムリーヒットを放ち、坂井陽翔選手(3年)の犠牲フライなどで4点を入れます。



4回表に市立西宮は満塁から内野ゴロの間に1点を返しますが、6回表には滝川第二がワイルドピッチ、犠牲フライ、タイムリーヒットなどで3点を追加。




市立西宮はエースナンバーの赤井翔太投手(3年)が交代するも滝川第二の打線を押さえる事が出来ません。



市立西宮は最後まで粘りましたが、結局10-1の7回コールドで滝川第二が勝利。



結果的に滝川第二はエースでプロ注目の坂井陽翔選手(3年)を温存出来ての勝利。
これは滝川第二にとって次の準決勝へ向けて非常に大きいですね。

個人的に生で坂井陽翔選手の投球を見てみたかったんですが。




一方同日、姫路ウインク球場では社高校、神戸国際大附属高校がそれぞれ勝ち上がりました。

兵庫大会の準決勝は7月25(火)神戸国際大附属VS社、明石商業VS滝川第二、決勝は同27日(木)、ともにほっともっとフィールド神戸で行われます。