7月15日(土)は桜宮高校が迎える2回戦。




少し曇り加減ですが、この日の大阪は雨の心配はほとんど無く、日差しもあまり無いので観戦には最適な環境。




この日、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われる3試合。


甥っ子の所属する桜宮は第1試合、シード校の箕面学園との一戦です。


箕面学園は近年非常に力を付けている強豪で、今年春の大阪大会でも16強に入ったこの夏のシード校です。




両校のスタメン。

桜宮の先発は右の西尾陽人投手(2年)、箕面学園は右の島津汰均投手(3年)。




1回表、桜宮は主将・井上大志選手(3年)がレフト前にタイムリーヒットを放ち1点を先制します。




しかし、1回裏に箕面学園は古野真乃介選手(3年)がセンター前にタイムリーヒットを放ち同点に。


更に2回裏にも箕面学園は内野ゴロの間に点を入れ、1-2と勝ち越します。




桜宮は6回に1回戦で先発だった右の森田晃弘投手(3年)にピッチャーを交代。


箕面学園も荻野壮太投手(3年)、金沢悠人投手(3年)とエース格の2人を継投、単発的ですが井上大志選手(3年)、難波駿太選手(3年)ら、桜宮もヒットを放ちチャンスは作りますが、中々得点には至りません。




2回以降はスコアボードに0が並び続ける投手戦。




1点差で迎えた9回表、桜宮は代打・西岡航選手(3年)がセンター前ヒットで出塁。




反撃の狼煙を上げた桜宮ですが、最後は内野フライに終わりゲームセット。




結果は桜宮1-2箕面学園。


ヒット数は桜宮が上回りましたが、箕面学園のエース格の両投手・荻野壮太投手(3年)、金沢悠人投手(3年)の二人からは単発的なヒットは打てても、詰まらされてのフライを打たされる場面が多かった印象でした。



箕面学園は昨年秋は上宮、関西創価を破り近畿大会へ出場し今年のセンバツ準優勝の報徳学園(兵庫)と対戦、今年も春に東海大仰星を破りました。


自分もそのほとんどの試合を現地で見ましたし、常にハイレベルな相手と対戦し、勝ち負けして来たようにこの試合は簡単には行かないと思っていました。


やはり高いレベルの強豪相手に場慣れして来た投手は少し違う印象を受けました。



そんなチームに点差が点差だけに非常に悔しいですが強かった相手を認めない訳にはいきません。





最後は使った座席を部員達が掃除。


いつも試合前の球場周りの清掃、試合後の清掃をしてくれてありがとう!!感謝しています!




試合後、北風和樹監督が3年生達に感謝の気持ちを込めて握手。

それに対して涙を見せる部員達。


「あの時はこうだったら」「この時はこうだったら」とか試合内容を振り返れば色々出てきますが、高校野球を終えた部員達、特に3年生の涙を見ると余計な事を考えるべきではありませんね。



昨年は3年生だった上の甥っ子の代が大商大堺に敗れ、万博球場で高校野球生活を終えました。


下の甥っ子は今現在は2年生、仲良くしてくれる3年生の先輩の事は常々聞いていただけに、そんな3年生達の涙を見ると自分も涙ぐんでしまいました。



来年というより、またすぐに秋季大会が始まりますし、そこへ向けて新チームの1、2年生には本当に頑張って欲しいです。




3年生のみんな、ありがとう!!