7月8日(土)は京セラドーム大阪で全国高等学校野球選手権記念・大阪大会の開会式が行われました。
曇り加減の天気。
でも京セラドームなんで天候は関係ありません。
入場料は1000円、うちわと大阪大会登録選手が記載された新聞をもらい場内へ。
入場前は結構な列を並んだんですが、流石にプロ野球の球団本拠地とあってキャパが大きいので場内はそこまで混雑していません。
一般客と学校関係者は区別された席位置に、選手や野球部員の大体は外野側へ。
昨年はそれぞれの学校の主将だけでしたが、今年は登録選手も参加。
ただ、例年のように球場内を周回するような行進は無く、北地区・南地区にグループ分けされた学校が交互に少し前進するだけでした。
選手宣誓は淀川工科高等学校野球部主将・森内遥君。
「1人1人の力が重なって淀川のような大きな力になり、先輩方の想いを乗せ、大阪魂で力一杯、熱く悔いが残らないよう、正々堂々戦う事を選手一堂誓います」
少し簡略化していますが、素晴らしい選手宣誓でした。
開会式自体は約40分くらいで終了し、時間を開けて開幕試合へ。
城東工科VS清水谷
先発は城東工科が小西天馬投手(3年)、清水谷は岸本雄翔投手(2年)。
試合は城東工科が1回に小西天馬選手(3年)がレフト方向への三塁打→四田睦月選手(2年)がセンター前タイムリーヒットで先制、3回にも追加点を入れます。
6-0の時点で清水谷は背番号1の久保田竜貴投手(3年)へピッチャー交代。
中盤にも更に城東工科が清水谷を突き放す展開、5回表には串崎翔馬選手(3年)、四田睦月選手(2年)、福岡ケビン選手(3年)がそれぞれタイムリーを放ち4得点。
コールドゲームの雰囲気が漂います。
しかし、6回に城東工科は背番号1の寺田脩作投手(3年)へピッチャーを交代しますが、清水谷は7回裏に岸本雄翔選手(2年)がライト方向へ放った打球が城東工科の返球もそれ、ランナーは一気にホームへ。
これがランニングホームランになり、場内は大歓声!清水谷は土壇場で点を返します。
8回表に城東工科は2点を追加、裏の清水谷の攻撃では川尻泰生選手(1年)、久保田竜貴選手(3年)がヒット、岡本雄慈郎選手(3年)がタイムリー内安打を放ち、点を返して粘りましたが、城東工科が7点差を付けて8回コールドで試合終了。
勝った城東工科は強かったんですが、敗れた清水谷も7回のランニングホームラン、そして最終回の粘りは見事でしたし、開幕試合として大いに盛り上がりました。
8回裏で清水谷のピッチャーの久保田竜貴選手(3年)がヒットを放った時、走塁中に怪我をして部員達に担がれてベンチに引き上げる場面があったんですが、場内からは大拍手が上がりました。
開幕試合に相応しい本当に良い試合でした😊