明石トーカロ球場です。
ここは春季大会以来3度目になりますが、逆に交通が不便な大阪の球場より行きやすく、明石駅から本当にすぐなんですよね。
今はスタンド上段は耐久性の問題から立ち入り禁止になっていて座席数は少なく、強豪校同士の好カードになると結構混雑します。
それでも明石は空気が綺麗で明石トーカロ球場は個人的に好きな球場のひとつです。
この日、明石トーカロ球場で行われる夏の兵庫大会1回戦3試合。
第1試合の科学技術、第2試合の兵庫は中々力がある学校なのは知っていますが、その他の学校は正直あまりよく分かりません。
あれ?播磨南。
まあ、3年生にとっては負ければ引退の夏の大会。知ってる学校、知らない学校云々、とにかく悔いの無い全力プレーを見たいだけなので、どこの学校でもあまり関係ありません😊
入場料900円、パンフレット200円を購入、無料のうちわを頂いて場内へ。
前日の雨の影響もあってか朝イチは少し曇り加減。
まずは第1試合、科学技術VS三木北の一戦。
試合は科学技術が先制、2回にも2点を入れ三木北を放します。
三木北も3回にツーアウト満塁というチャンスを作りますが、得点に至りません。
6回表では科学技術が加治屋広大選手(3年)のセンター前2点タイムリー、高須悠汰選手(3年)、薮本愛貴選手(2年)もタイムリー、三木北のエラーや悪送球などもあり、何と9得点。
結局試合は6回コールドで科学技術が勝ちました。
三木北もヒット7本、3回の満塁の場面など、得点圏に何度もランナーを進めてはいましたが点を入れる事が出来ず残念でした。
科学技術の先発・岸海斗投手(3年)は速いモーションからのストレートが光った左腕、バッティングでは1番・加治屋広大選手(3年)が良かったですね。次も注目しています。
続いて第2試合、兵庫VS香寺。
途中から非常に厳しい日差しが出てきました。
試合は兵庫が先制するも、すぐに香寺が点を返します。
一時は香寺が勝ち越しましたが、その後兵庫の打線が続き2点差に放します。
香寺も最終回にも点を返して食い下がりましたが、兵庫の猛攻も止まらず、試合は10-5で兵庫に軍配。
動画は9回裏の様子です。
兵庫の打線で光ったのは木林希汐選手(3年)、先発でサイドスローの右腕・竹中健之介投手(2年)。
敗れた香寺も6回裏に刈谷竜成選手(3年)がライト越えのタイムリーを放つなど活躍しました。
見応えある試合でした。
続いて第3試合、播磨南VS氷上。
昨年は部員が足りず連合チームでの参加だった播磨南、今年は1年生が野球部に8人入り計14人に、単独チームでの参加になりました。
背番号7番・加藤佑星選手はチーム唯一の3年生で主将です。
試合は氷上が播磨南を初回から突き放す展開。
序盤のスコアを見ても分かる通り、正直力は氷上の方が明らかに上と思いましたし、周りからも「コールドで終わりそう」なんて声もありました。
しかし・・・
これは9回裏の映像なんですが、初回から播磨南側は地元低学年の少年野球チームの子供達が大声援を送って応援。
このちびっ子応援団の声は本当に大きく(笑)、あまりの大きな声援に相手側の氷上のベンチからは「俺ら小学生に応援負けてるぞ!」と声が上がり、場内は笑いが起きる場面がありました笑
そんなちびっ子応援団の声援に応えるように播磨南は4回表に6番・高崎将仁選手(2年)がレフト方向へのツーベースタイムリー、6回表にも1点を返し2点差に食らい付きます。
しかし、以降は氷上打線に火が付き、3点を上乗せ、試合は2-7で氷上が勝ちました。
間近で見ていて間違いなくちびっ子達の大きな応援が播磨南の選手達に力を与えたように思いますし、播磨南の1、2年生達は唯一の3年生にして主将の加藤佑星選手を常に盛り立てていました。
恥ずかしながら自分は9回最後の播磨南の攻撃の時に涙が出そうになりました。
自分も歳をとって涙もろくなりましたね笑
氷上はヒットが14本出ましたが、播磨南も7本打っていますし、十分に健闘したと思います。
ナイスゲームでした!
こんな感じで夏の兵庫大会1回戦を観戦して来たんですが、やっぱり最後の第3試合が印象的でしたね。
播磨南高校は3年生の加藤佑星選手は引退しますが、部員は13人いるので秋季大会など、これからも単独チームで公式戦に参加出来ますし、これを縁に自分も応援していきたいですね😊
さて、今週からはいよいよ大阪も夏の大会が開幕。
桜宮頑張れ👊












