5月7日(日) 2023ケンタッキーダービー(GⅠ) 3歳馬齢 チャーチルダウンズ.ダート2000m 発走7:57(日本時間)






「スポーツで最も偉大な2分間」と言われるアメリカ競馬の最高峰・ケンタッキーダービー。



アメリカの競馬関係者の魂とも言えるレースで、今年で第149回を迎える大舞台にこれまで挑戦した日本馬は4頭。


今年は史上最多3頭もの日本馬がエントリーしましたが、常々話題になっていたのが地方・大井競馬所属のマンダリンヒーロー。


果敢にケンタッキーダービーの重要プレップレースであるサンタアニタダービーに出走、2着に入り40ポイントを獲得、例年ならほぼケンタッキーダービーへの出走は可能な位置ではあったんですが、今年はフルゲート20頭に対し、マンダリンヒーローは25番目。


正直、個人的には出走は厳しそうかなと思っていたんですが、馬番発表以降から出走回避馬が続き、滑り込みでの晴れ舞台出走が叶いました。


レースがレースだけに、同じ日本馬コンティノアールをはじめ、やむ無く回避せざるを得なかった関係者の気持ちを考えると複雑な気持ちはありますが、自分もかつては地方競馬の関係者の端くれでしたし、地方馬のケンタッキーダービー出走なんて今後生きてる内にもう二度と見れるか分かりません。


色々な事を踏まえた上で、マンダリンヒーローに運が巡って来たと思いますし、まずはダービー出走に対し、おめでとうと言いたいですね。



そんなケンタッキーダービー、UAEダービー馬デルマソトカゲ、サンタアニタダービー2着馬マンダリンヒーロー、日本の2頭も現地でそれなりの評価を得ているようですし、全くノーチャンスではありません。


とにかく2頭には無事が第一、その上で力を出し切って欲しいところです。




もし優勝したらWBC並みに日本で報道して欲しいな〜笑

ケンタッキーダービー日本馬優勝なんて、それくらいの大快挙と思いますしね!!





*9スキナー、10プラクティカルムーブ、15フォルテ、19ロードマイルズ、20コンティノアールは出走取消です。





◎22マンダリンヒーロー(日本)

大井でのレースからも融通性がある脚質、馬場状態・展開を問わず直線はひと脚を使う馬で、前走のサンタアニタダービーでも強豪プラクティカルムーブに詰め寄る2着。前走でのラストの脚色から距離延長は良さそうな印象。枠順など色々あるが、勝ち負け云々、力を出し切るレースをして欲しい。


○17デルマソトカゲ(日本)

もちの木賞、全日本2歳優駿と差し脚を活かす競馬で連勝したが、前走UAEダービーでは枠順的に鞍上の判断でハナに立って楽勝。ここもある程度先行態勢を取りそうだが、日本でのレースから好位からもうひと脚は使える。持久力は高い馬なのでアメリカの厳しいペースにも対応出来そう。


▲5タピットトライス(アメリカ)

前走のブルーグラスステークスは先に抜け出したヴェリファイングを目掛けて外から叩き合いに持ち込み、競り落として優勝。スタートは遅いがエンジンが掛かってからは長く良い脚を使う印象で、距離延長はプラスに働きそう。好枠から道中は脚を溜め、どこかで上手く外に出して上がって行ければ。



△15フォルテ(アメリカ)*出走取消

昨年の全米2歳チャンピオン。前走のフロリダダービーは外を回しながらも前に行った4頭を力でねじ伏せる競馬で優勝。着差以上の強さを見せた前走からもレーティングはメンバー最高の119。前がやり合う展開なら更に高いパフォーマンスを見せて来る可能性も。





このレースに関して、馬券は日本馬2頭の単勝、馬連、ワイドなんかを少額で買って応援する感じです。

非常に馬券的には難解を極めるレースですし、他のブロ友さんが面白そうな馬を紹介していれば、その馬を馬連、ワイドに加えようと思っています。




なお、2023ケンタッキーダービーは以下の通り、グリーンチャンネルで無料生中継されます。





それでは皆さん、グッドレースを!!