今年は園田競馬場の大型ビジョンの改修工事の影響もあって姫路競馬は1月17日〜3月23日までの長期開催。
この開催中には既に行われた兵庫クイーンセレクション、今回の白鷺賞、兵庫ウインターカップ、兵庫ユースカップと4つの重賞競走が組まれています。
ひと昔前は姫路競馬の開催と言えば夏季開催だった印象ですが、近年、2020年に姫路競馬が再開されてからは大体この2月〜3月開催が中心。
自分は基本的に平日が仕事ですし、単発の祝日だけでは中々姫路まで行きにくく、やっぱり大型連休がある時期に開催して欲しいところ。
生姜醤油をかけて食べる姫路のおでん。
まあ、半分くらいはこの姫路のおでんを食べたいが為、姫路に行きたいと思っているんですが笑
家で姫路のおでんを再現してみた事もあるんですが、やっぱり本場・播州の味とは違いましたね笑
今年もこの開催を逃すと来年まで持ち越しになりますし、何とか姫路に行く機会を作りたいところです。
有休??笑笑
現在の兵庫中長距離戦線、摂津盃優勝馬シェダルは骨折により引退、姫山菊花賞、園田金盃を制したラッキードリームは佐賀記念、新春賞を優勝したアキュートガールは名古屋・梅見月杯へそれぞれ遠征。特に昨年2度敗れたラッキードリームが不在で、ジンギにとっては再び存在感を示すチャンス到来と言いたいところですが、白鷺賞は西日本地区交流重賞。中々の強力メンバーが遠征し、特に佐賀のヒストリーメイカーはつい昨年もJRAオープン・重賞で上位争いしていた馬。兵庫重賞11勝馬かJRAGⅢ2着4回の力か。
1エイシンアンヴァル
少し人気し過ぎていた感もあった2走前の新春賞は外枠もあってスタートから全く自分の競馬が出来ず殿負け。前走の姫路2000m戦は1周目のスタンド前からハナへ、ラストは後方組の瞬発力に屈したが、この馬もそれなりの粘りは見せて3着。恐らくここも主導権、後は早めからジンギが仕掛けて来るであろう展開でどこまで辛抱出来るか。
2ナラ
全国各地に遠征を続ける(有)ホースケアの看板ホース、笠松のナラ。全盛期には重賞で上位争いの実績も、現状は笠松の自己条件でも苦戦。とにかく無事に走り切ってくれれば。
3メイプルブラザー
近2走は着差も含め案外な結果だが、それ以前は相手なりには走っている。高い決め手がある訳では無いが、いつもラストはそれなりには詰めては来ており、ここもじっくり中団で構えてある程度前がやり合う展開ならもう少しやれそうな感じ。ただ、重賞で勝ち負けは疑問で、あくまでもギリギリ馬券内に入れるかどうか。
4エイシンナセル
前走の新春賞は惜しくも2着に敗れたが、外有利な馬場をインコースから一気に追い上げ、直線は外のアキュートガールに馬体を併せる鞍上のファインプレー。元々ラストは良い追い込みを見せる馬で、一昨年の園田金盃でも3着。明けて11歳でも陰りは見えず尚盛んな印象。ここも直線までに上手く外へ出せれば。
5ヒストリーメイカー
JRAで重賞2着4回3着2回、20年の東京大賞典0秒1差4着の実績馬。今回は佐賀へ転入しての初戦が姫路遠征。地方・中央と、元々どこの競馬場に行っても力は発揮して来たし、初馬場は全く気にする必要は無いだろう。明けて9歳になるが、前走のオープン特別ではあのウシュバテソーロの0秒4差2着。最後は確実に脚を使って来る馬だが、3走前のような好位付けも出来るだけに、ここはジンギをマークしながらの競馬か。力の違いを見せて来る可能性は十分。
6ユウキラフェール
昨年の白鷺賞は5着に健闘、しかし近走は1230mなど短距離を中心に使われている。中々勝ち星をあげられない現状で、昨年の善戦は評価出来てもここまでの臨戦過程は疑問。1230m→2000mで折り合い面も気になるし、上手くレースを運べたとしてもここは相手が強いだろう。
7ミスティネイル
ナラと同じ(有)ホースケア2頭出しのもう1頭。これまでの成績からは中距離でも良い競馬をしていたし、ダートグレード以外のレースなら相手なりに堅実に走る面もある。ただ、堅実と言ってもあくまで地元を中心とした自己条件。流石にここで上位争いするのは厳しい。
8エイシンダンシャク
重賞では昨年の兵庫大賞典で好位から渋とく粘っての4着が最高。自在性がある脚質で、ここへ向けた前哨戦にあたる前走では早めのマクりを見せ、最後はドリュウには交わされたが0秒3差2着。今回は一気に相手は強くなるが、姫路コースは得意だし、同舞台の前走での走りは今回に生きて来そう。馬券内突入を警戒しておきたい馬。
9ジンギ
現在の兵庫は短距離ではイグナイター、中長距離ではジンギ、ラッキードリームの2頭が牽引。昨年そのラッキードリームには姫山菊花賞、園田金盃と続けて敗れた。それでも前走は出遅れながらもラストは大外から際立つ脚を繰り出して2着と衰えは全く感じさせない走り。姫路コースは白鷺賞連覇など3戦3勝、ここはきっちりスタートを決めて前目の位置に付けて必勝態勢だろう。今回はラッキードリームこそ不在だが、元JRAオープン馬ヒストリーメイカーが佐賀から遠征。強敵だが真っ向勝負で白鷺賞3連覇へ。
10グリードパルフェ
高知からの遠征馬で、一昨年の高知県知事賞ではスペルマロンを差し切って優勝。昨年は復帰してから中々調子が上がって来なかったが、年末に向けて復調、A2戦を勝って挑んだ前走の高知県知事賞で3着まで追い上げた。これくらいの距離は合っているし、ジンギ、ヒストリーメイカーの2頭が早めから競り合う展開で差し脚がハマれば上位進出も。
11アワジノサクラ
昨年の白鷺賞はジンギに7馬身差を付けられたが、中団追走から自分の競馬に徹して2着に入った。中々勝ち味に遅い馬だが、今年も新春賞で5着に入るなど相手なりには走って来る。前走は1周目から大きく引っ掛かって8頭立ての5着に敗れたが、元々姫路2000mは得意な舞台設定。ここは続けての同舞台、ラストの脚は確実なので相手候補の1頭には。
12シャンパンクーペ
JRA在籍時は4勝するもオープンクラスでは頭打ち。昨年暮れに佐賀へ転入して初戦を優勝、続く佐賀のグランプリ競走・中島記念では当地の強豪リュウノシンゲンに迫る2着。今年初戦の前走は3着も徐々に馬体も絞れて確実に状態は上向き。勝負どころから走りやすい姫路コースの外目をタイミング良く追い上げる事が出来れば想像以上の健闘も。
1枠ならエイシンアンヴァルが押してハナに立ち、馬場の中央に出しての逃げ。ジンギもスタート次第で前を主張しそうだが、エイシンアンヴァルは逃げてこその馬で枠順も込みで、一応はエイシンアンヴァル→ジンギの順か。注目のヒストリーメイカーも恐らく好位、ジンギを見ながらの競馬だろう。グリードパルフェ、エイシンナセルは脚を溜めて後方待機。ヒストリーメイカーのあっさりも十分だが、ここはコース経験、走り慣れた舞台設定を考え、◎9ジンギの白鷺賞3連覇に期待したい。出遅れながらも急追した前走は改めて力を見せる内容だったし、元々はスタートは速く、素早く好位に付ける高いレースセンスを持った馬。相手は強いが地元生え抜きで長く兵庫を背負って来た存在。ヒストリーメイカーは強いとは思うが、ここは意地を見せて欲しい。佐賀から参戦の○5ヒストリーメイカーの強さは既にJRAで証明済みで、前走でも勝ち馬は次の東京大賞典を優勝したGⅠホースで、その2着はやはり光る。佐賀へ転入しなくてもまだまだJRAの重賞でも好勝負出来るとは思うが、それだけの存在だけに他を圧倒する可能性も十分。陣営的にも相手はジンギ1頭に絞ったレース運びを考えているだろう。高知の▲10グリードパルフェは一昨年の2400m戦・高知県知事賞の優勝馬で、南関時代の成績からも長い距離が本質的には合う。近2走の走りから復調気配は十分で、更に調子は上げての遠征になりそう。ジンギ、ヒストリーメイカーが3コーナー手前から激しく競り合えば競り合うほどラストは生きて来る。
以下、4エイシンナセル、12シャンパンクーペ、8エイシンダンシャク、11アワジノサクラの順。
恐らくジンギとヒストリーメイカーの一騎討ちになりそうですが、オッズの事もあるので、馬券はあえて◎→○→他の1、2着を固定した三連単で買いたいですね。










