1月29日(日) 第20回黒潮スプリンターズカップ(重賞) 4歳上定量 高知1300m 発走18:15





基本的に自分の予想ブログは中央競馬、園田・姫路競馬の重賞、南関東の主な重賞レース予想が中心。

各地方競馬場のダートグレード競走は全て予想していますが、今回の高知競馬の重賞に関しては黒船賞以外だと確か高知優駿・黒潮ダービーのみ。

まあ、馬券は重賞レースとなると大体どこの競馬場のレースでも買ってはいるんですが笑


今回予想する黒潮スプリンターズカップは3競走で構成されているダートグレード競走・黒船賞の選考レースのひとつで、その3競走唯一の地方全国交流重賞。

昨年の地方年度代表馬に輝いた兵庫イグナイターが出走という事で、今週は中央の根岸ステークス、シルクロードステークス以上に意識が日曜日の高知にいっていましたね笑



いよいよNARグランプリ年度代表馬として兵庫のイグナイターが2023年初戦を迎えます。ここは連覇が懸かりますが、同じく連覇が懸かる黒船賞へ向けても大事なレース。もちろんメンバー中実績は抜けた存在で気持ち的にはきっちり強い競馬で勝って欲しいところです。他の馬達は能力的にそこまで差の無い顔触れですし、馬券的にはヒモ荒れ期待かな。




1アポロティアモ
前走は枠にも恵まれたが、エイシンビジョンを3馬身引き放して完勝。好位から安定した脚を使える馬だが、2度出走した重賞ではいずれも大敗。枠順も悩ましく、このメンバーでどこまで通用するか。

2イダペガサス
道営からの遠征馬で昨年はイグナイターに7馬身差を付けられての2着。遠征先でも力を発揮しているように輸送慣れし高知も2度目。依然堅実な走りを続けているし、間隔を空けてここを目標に。昨年のイグナイターとの差をどれだけ詰められるか。

3ヒロシゲウェーブ
名古屋からの遠征馬で、地元では重賞でも差の無い競馬。位置取りに大きな注文は付かないし、どんな位置からでも競馬は出来る。逃げて2着だった前走は勝ち馬が強かったが、3着には4馬身差を付けている。あまり馬体が減ると心配だが、力はイグナイター以外とならそこまで差は無いだろう。

4ユニバーサルライト
道営→船橋を経て昨年春に高知へ転入、再び息を吹き返して来た。前走は久々の重賞だったが、ハナを取って逃げるも、勝ち馬モダスオペランディに早めから前に出られて展開が厳しかった。同型との兼ね合い次第になるが、スタートを決めてハナなら。

5クレールアドレ
笠松からの遠征馬でメンバー唯一の牝馬。果敢に強敵相手のレースに挑んでいるが大敗続きで、地元の自己条件でも大きく崩れている。オーナーがオーナーだけに使い続けられるのは仕方ないが、とにかく怪我無く。

6マイネルラック
8歳から高知へ転入し、順調に勝ち上がってA級へ。重賞への出走は初めてになるが、既に高知の重賞ウイナー相手に互角の勝負を演じており、そこまで格負け感も無い。地元勢同士の顔触れ的にはここでもやれそうだし、後は遠征馬との力関係。ハナには拘らないし、立ち回りの上手さを生かして。

7イグナイター
昨年はJpnⅢを連勝し、JpnⅠでも上位争い、その実績を評価されての地方年度代表馬を受賞。同日のJRA東京・根岸ステークスに出走しても不思議では無い馬だが、あくまで当初の目標は黒船賞で、そこを見据えて昨年同様高知を使うという事だろう。前走は勝ちに行く競馬で直線は失速し5着に敗れたが、太目が残ったように地元戦が逆に裏目に出た結果。今度は輸送で体も絞れて来るはず。流石に年度代表馬だけにこのメンバーでは負けられない。

8マイネルボーダレス
得意の好位差しで常に堅実な走りを続けているが、昨年出走した珊瑚冠賞では上位から放された8着。3走前には今回も対戦するユニバーサルライト、ジョウショーモードに2馬身以上を付けられた3着。その2頭も3着候補の域なだけにここでは少し厳しいか。

9ジョウショーモード
重賞では2走続けて上位から放された結果。それでも重賞以外なら3走前にユニバーサルライトを差し切って優勝、6走前ではスペルマロンのクビ差2着と力は見せている。ここは重賞、それも遠征馬を含む強敵が相手。あくまでも3着候補の1頭か。

10アメージングラン
今回の地元高知勢では大将格の存在。前走は2、3走前の敗戦を払拭する2着、勝ち馬は強過ぎただけでこの馬としては十分な内容。昨年の建依別賞では全国交流重賞で活躍を続けるダノングッドを負かしており、イグナイター以外となら力は上位の評価は出来る。じっくり構えてレースを運べば2着を取れる可能性は高い。

11ミサイルマン
明けて9歳になる高知の古豪。過去重賞2勝、現在でも地元の一線級で頑張っているが、近走成績からもやや陰りが見え始めている印象。昨年の走りから現状では距離は合っている感じはするが、展開に恵まれての3着候補に挙げるかどうか難しいところ。




ユニバーサルライトが恐らくハナ。注目のイグナイターはその直後に付け、後はマイネルラック、ヒロシゲウェーブなどは好位、イダペガサス、アメージングランは中団辺りの位置になるか。どちらにせよイグナイターは逃げるユニバーサルライトを早めから捕まえて直線押し切る競馬をするはずで、そんな展開でも圏内に付いて行ける地力ある馬だけが勝ち負け候補、逆に態勢が決した3着争いは熾烈になりそう。他馬が早め先頭のイグナイターを負かしに行くか、気にせず脚を溜めて2〜3着を狙うかは馬券を買う上で非常に重要。やはり中心は力が抜けた存在である◎7イグナイター以外に考えられない。JpnⅢ2勝、JpnⅠでも上位争い、前走は馬体に余裕があった為の敗戦で、今度は輸送込みで馬体は絞れるだろう。ここはダートグレードでも無いし、南関の強豪も居ないレースで、早めのスパートから後続を放して行く競馬だろう。年度代表馬として負けは許されない立場。○10アメージングランは期間限定で高知での騎乗を続けている金沢の吉原寛人騎手、打越厩舎のお馴染みのコンビ。前走は脚を溜めて自分の競馬に徹した結果で、ここも早めから後続を放して行くであろうイグナイターは気にせず、きっちり脚を溜めてラストを生かして欲しいところ。馬体が絞れて来たのも好材料。名古屋の▲3ヒロシゲウェーブは地元のA級で中々のメンバー相手に好勝負、重賞でもベイスプリント3着、名古屋記念5着と善戦。ここはそれなりに戦えると踏んでの遠征だろうし、スタートから気合いを付けてハナを取った前走のレース振りはメンバーレベルが上がる今回に生きて来そう。上手く好位を追走、後は極端な輸送減りが無ければ。



以下、2イダペガサス、6マイネルラック、4ユニバーサルライト、1アポロティアモ、9ジョウショーモードの順。



馬券は中心の三連単を考えていますが、オッズをしっかり確認、金額を上手く調整して買いたいですね。