1月14日(日) 第60回愛知杯(GⅢ) 4歳上牝馬ハンデ 中京芝2000m 発走15:35





園田・新春賞、川崎・報知オールスターカップを続けて的中と良いスタート切った2023年の競馬。


しかし、その後の東西金杯、シンザン記念、フェアリーステークスはハズレ、「結局こんなもんか〜」なんて思っていたら今週の浦和・ニューイヤーカップは的中。


あくまでも重賞レースのみの結果なんですが、それ以外、この前の中央競馬3日間開催の土曜中京・すばるステークス、日曜中山・ポルックスステークスは的中していますが、土日月と芝のメインレースは全滅。


確かに4日の名古屋・名古屋記念なんかはハズレていますが、今のところダート・地方重賞はかなりの的中率を維持しています笑


まあ、馬券を買う上では的中率ではなく回収率が重要なんですが、ダビスタ的に言えば恐らく自分はダート◎(笑)。



今週は中央競馬で重賞が3レース、全て芝。


厳しい戦いになりそうですが頑張ります!!




年明け最初の牝馬限定芝重賞、それもハンデ戦という中で、中々面白いメンバーが揃いました。ハンデ戦なのでもちろん軽ハンデには注意が必要なレースですが、最軽量がダートでしか勝ち星が無いビジンの50キロ、その他はそこまで大きな斤量差は無い感じで、今年はそこまでハンデ戦と意識し過ぎないでも良い感じか。荒れる傾向のレースですが、今年はそこまでの大波乱は?




1サトノセシル

前2年のクイーンステークスでは3、2着、近2走も僅差まで詰め寄っているように堅実な差し脚を見せている。2000mは(2・5・0・2)と最も得意としている距離で、左回りも問題無く、外差しが効き出した今の中京は合いそう。後は枠順が枠順だけに直線で鞍上がどの進路を選ぶか。人気はしそうだが、手放しは出来ない存在だろう。


2マリアエレーナ

昨年の愛知杯は上手くインコースを突いたルビーカサブランカの2着に敗れるも僅かアタマ差。以降の活躍は周知の通りで、前走の天皇賞・秋は並み入る強豪相手に0秒7差7着は十分な結果。2走前でも後のGⅠホースを千切っているようにその能力は確か。トップハンデは納得で、斤量を踏まえても今回のメンバーなら上位争いか。


3アートハウス

昨年のローズステークスは好位から楽に抜け出して完勝。前走の秋華賞は上位とキレ味の差が出た結果で5着も、そこまで大きな着差では無い。昨年春のオークス7着の内容からも現状は2000mがベスト。追い切りも良い動きを見せており、伸び盛りの明けて4歳馬で、成長振りが感じられる。


4ビジン

昨年の1勝クラス・矢車賞2着と芝でもやれるが、本業は全3勝をあげているダート。最軽量50キロは良いが、格上挑戦でもあり、ここはハンデ重賞とはいえ中々のメンツが揃った一戦。ちょっと厳しい。


5エリカヴィータ

昨年のフローラステークス優勝後は今ひとつパンチ力に欠ける結果。初のマイル戦の前走は11着も着差こそ大きく負けてはいないが、結果的にやや距離は忙しかった感じ。その好馬体からはもっと走って良い感じはするし、再度の2000m・適性距離で見直したい。


6ホウオウイクセル

3歳時はフェアリーステークスでファインルージュの2着、続くフラワーカップを優勝。G Iでは厳しい結果に終わったが、昨年夏から馬体が増えて成長、近2走は見所ある内容で善戦。勝ち星こそ無いが左回りは問題無いし、重賞実績もある。脚質にも自在性があり、人気が甘いようなら積極的に狙いたい。


7ラヴユーライヴ

ダートの前走は度外視も、これまでの重賞最高実績が昨年のクイーンステークス0秒3差6着。牡馬混合のオープン特別3着も、この時は52キロのハンデ。舞台適性はそれなりにあるとしてもここでは。


8アンドヴァラナウト

3歳時はローズステークス優勝、秋華賞3着と世代トップクラスとも言える活躍を見せるも、昨年は未勝利。エリザベス女王杯17着は馬場の影響で度外視、前走後は愛知杯を目標に調整され、仕上がりは良さそう。恐い鞍上+良馬場なら巻き返し必至。


9サンテローズ

オープンクラス初挑戦の前走は53キロで後方から脚を伸ばして0秒3差4着。今回は重賞初挑戦で54キロと他馬との斤量比較は恵まれてもいないし、見込まれた感じも無く妥当な設定か。相手は強いが、中京芝2000mでは4戦3勝と、得意とする舞台でどこまで戦えるか。


10ルビーカサブランカ

昨年の愛知杯は鞍上の好判断でインコースから抜け出して快勝。前走のチャレンジカップは勝った馬は強かったが、自身はインコースから渋とく脚を使い、後続の追撃を振り切って2着。展開が向いたのは確かだが、牡馬混合重賞の前走内容からは復調ムード。昨年同様の鞍上、内から伸びて来るイメージの馬だが、今の中京の馬場なら枠順自体は悪く感じない。55キロなら今年も有力。


11ルージュエヴァイユ

昨年のフローラステークスは先行勢有利な開幕週の馬場も、後方から上がり最速の脚で追い込んで0秒4差5着、続くオークスも上がり最速タイの脚で6着と健闘。自慢のキレ味を武器に自己条件を連勝し、更に力を付けた現状。もちろん、距離は問題無いし、左回りも得意。54キロなら一気の重賞奪取も。


12フィオリキアリ

近3走の重賞レースでは着差から大敗している訳では無いが、正直ちょっと勝ち負けまでは厳しい内容。前走は上がり2位タイの脚は使っているが、あくまでもハンデが最軽量タイの52キロ。あまり強調出来る材料が見当たらず、ここは見送りか。


13アイコンテーラー

昨年は51キロの斤量には恵まれたがハナを切って逃げ、中々の強敵相手に0秒3差5着。前走もハンデは軽かったが牡馬混合のGⅢで0秒1差の3着に健闘した。通算4勝は全て左回り、前走に引き続きの同舞台、53キロならここでも好勝負になりそう。


14リアアメリア

2歳時のアルテミスステークス、3歳時のローズステークスと重賞2勝、オークス4着の実績馬も長く低迷が続きスタートも安定しない状況。外目の枠からスムーズに先行し、昨年のマーメイドステークスくらい走れれば馬券内の可能性もなくは無いが、、。


15アブレイズ

休み明けとなった今年初戦の中山牝馬ステークスは馬体をしっかり絞った仕上げで半馬身差の2着。近走はもうひと押しが足りない結果が続いているが、2走前は10着とはいえ牡馬の一線級相手に0秒8差。トップハンデタイの前走は0秒2差4着と改めて力は見せた。マイルの前走を見ても、歳を重ねて脚質に幅は出て来ているが、枠順的にどこかで溜めを効かせたいところ。





確たる逃げ馬不在で、この顔触れならアイコンテーラー辺りがハナかも知れませんが、どちらにせよペースはあまり流れず、今の馬場・中京のコース形態を踏まえると、瞬発力・差しタイプの馬達による争いか。◎10ルビーカサブランカは牡馬相手の前走で2着と改めて力を見せた。良馬場に越した事は無いが、多少渋った馬場も十分にこなせる。昨年と同じ鞍上武豊騎手なら今の中京の馬場でベストな進路を取ってくれるだろう。○13アイコンテーラーは◎と同じく前走は牡馬混合の重賞で上位争い。タイプ的には先行脚質の馬になるが、過去には好位・中団でも競馬はしていた。陣営はどういう作戦を考えているか分からないが、先団直後辺りが理想か。前走も含め、成績的に斤量はやや恵まれた印象で、引き続きチャンスは十分。▲11ルージュエヴァイユは昨年のフローラステークスの内容が良く、再びの重賞でも格下感は無い。デビュー戦で渋った馬場にも対応、もちろん瞬発力の争いなら斤量込みで期待は大きい。




以下、2マリアエレーナ、6ホウオウイクセル、9サンテローズ、5エリカヴィータ、3アートハウス、1サトノセシル、8アンドヴァラナウトの順。




馬券は上位評価3頭を中心にした三連複で買いたいですね。