いよいよ2022年も後僅かで終わりますね。




高知競馬場、19:50発走の「一発逆転2022ファイナルレース」を持って2022年の日本競馬の全レースが終了します。



今年も色々ありましたが、何と言っても依然猛威を奮っている新型コロナウイルス。

自分の会社でも感染者が出ましたし、本当に怖いですよね。


後は未だ続いているロシアのウクライナ侵攻、今の時代にまだこんな侵略国家が有る事自体が信じられません。

「歴史は繰り返す」とはいえ、もう本当に良い加減にして欲しいです。




それでも明るい話題、他にも色々あったとは思いますが、直近で言えばやっぱりサッカーワールドカップかな?


ご存知、日本代表は格上のドイツ、スペインに勝利し、グループリーグを1位で突破。

決勝リーグに於いて、惜しくもPK戦でクロアチアに敗れ悲願のベスト8進出は成りませんでしたが、ドイツ、スペインを破ってのグループ1位通過なら僅かとはいえ「新しい景色」は垣間見えたかなと個人的には思っています。


まあ、情勢を考えればワールドカップが開催された事自体が世界的には嬉しい事ですし、本当に楽しい期間でしたね。日本人にとっては夜中の試合で大変でしたが笑


また来年開催されるWBC、ワールドベースボールクラシックで寝不足な日が続きそうですね😅





さて、やはり本分(?)は競馬という事で、ここでは今年の中で印象に残った競馬の出来事をいくつか。



ちょっと順番とかカテゴリーは無茶苦茶かも知れませんがご了承下さい😅





・サウジカップデー、日本馬が6競走中4勝


2月26日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジカップデーに於いて、GⅢネオムターフカップをオーソリティ、GⅢ1351ターフスプリントをソングライン、GⅢレッドシーターフハンデをステイフーリッシュ、GⅢリアドダートスプリントをダンシングプリンスがそれぞれ優勝。



ライブ中継を見ていて2〜3競走目からは残りのレースも全て日本馬が勝ってしまうのでは?なんて思って見ていたのが昨日の事のようです笑


いや〜衝撃的な1日でした。





・日本旋風再び、ドバイワールドカップデー8競走中5競走を日本馬が勝利


3月26日、UAEアラブ首長国連邦ドバイ・メイダン競馬場で行われたドバイワールドカップデーに於いて、GⅡゴドルフィンマイルをバスラットレオン、GⅡドバイゴールドカップをステイフーリッシュ、GⅡUAEダービーをクラウンプライド、GⅠドバイターフをパンサラッサ、GⅠドバイシーマクラシックをシャフリヤールがそれぞれ優勝しました。




サウジカップデーが終わってから予感はしていましたが、ドバイワールドカップデーでもまたまた日本馬が快進撃。


もう、何と言うか、自分が競馬を見始めた頃を考えると失礼ながら「日本馬ってこんなに強かったっけ??」と思うくらい面白いように日本馬が勝つこと。

サウジカップデーから僅か1ヶ月後に再びこれだけの日本旋風が起こるとは。


ちょっとこのサウジカップデー〜ドバイワールドカップデーの間は不思議な感覚にもなりましたね笑





・ケンタッキーダービー、日本馬4頭目の挑戦


5月8日、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われた第148回ケンタッキーダービーに於いて、GⅡUAEダービー優勝馬クラウンプライドが日本調教馬史上4頭目の出走を果たしました。


レースは同競走初騎乗となるクリストフルメール騎手を背にクラウンプライドは果敢に先行、稀に見るハイペースが祟り、結果13着。

優勝は繰り上がりでの出走となった20頭中19番人気のリッチストライク。



もうこれは日本馬が出走するだけで凄い事ですよね。

過去出走した3頭はスキーキャプテン14着、ラニ9着、マスターフェンサー6着、いずれも後方からレースを進めてのもので、先行脚質のクラウンプライドの挑戦はまた違う視点で見ていました。


結果的には非常に速いペースで潰れる形になりましたが、スタートから4コーナーを回るまでほぼ2番手の位置。


先行力が物を言うアメリカ競馬、ましてや全米最高峰のケンタッキーダービーで日本馬が先団に位置して直線に入って来た事自体が凄い事ですよね。


あくまでも個人的、ケンタッキーダービーは自分が日本馬に最も勝って欲しい海外のレースです。


死ぬまでにいつかは優勝して下さい!!





・兵庫イグナイター、ダートグレード競走を連勝


地方・兵庫県競馬、新子雅司厩舎所属のイグナイター号が3月16日高知競馬場のJpnⅢ黒船賞、5月3日名古屋競馬場のJpnⅢかきつばた記念とダートグレード競走を2連勝。


兵庫所属馬のダートグレード競走優勝は7頭目8回、連勝は史上初の快挙。


優勝はイグナイター1頭ですが、他の同所属馬のダートグレード競走の主な活躍は、ジンギがJpnⅢ名古屋大賞典3着、コウエイアンカがJpnⅢサマーチャンピオン2着。



ダートグレード競走を連勝したイグナイターはその後は強豪が揃うJpnⅠに挑戦。JpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯4着、JpnⅠJBCスプリント5着と好勝負、地元のJpnⅢ兵庫ゴールドトロフィーは大幅な馬体増が影響し5着に敗れましたが、兵庫所属馬史上初のGⅠ/JpnⅠ制覇に向けてまた来年の活躍を期待したいです。


ちなみに今後のイグナイターは昨年同様、黒潮スプリンターズカップ→JpnⅢ黒船賞の予定みたいですね。




・凱旋門賞、日本勢過去最多出走も悲願成らず


10月2日、パリロンシャン競馬場で行われた第101回GⅠ凱旋門賞に於いて過去最多4頭の日本馬が出走。



結果はイギリス調教馬、5歳牝馬のアルピニスタが優勝。アルピニスタはGⅠ6勝を含む8連勝で名実ともに欧州12F戦線の頂点に。


過去最多出走した日本勢4頭、直前〜レース中に降った雨も影響してか振るわず、タイトルホルダー11着、ステイフーリッシュ14着、ディープボンド18着、ドウデュース19着といずれも大敗に終わり、今年も日本競馬の悲願達成は成りませんでした。



優勝したアルピニスタ、一時は日本のGⅠジャパンカップ参戦を仄めかすビッグニュースがありましたが、結局はこのGⅠ凱旋門賞がラストランで引退、繁殖入りが発表されました。来春はドバウィと交配するようで、その産駒の誕生が今から楽しみです。




・新ダート三冠創設+ダート路線の整備


これまで南関東所属馬限定の3歳重賞だった羽田盃、東京ダービーを中央所属馬を含めた全国交流・ダートグレード競走格付けJpnⅠに認定、これまで行われていたJpnⅠジャパンダートダービーの時期・レース名を変更、新たにジャパンダートクラシックに、これら3競走を日本競馬のダート三冠競走として2024年から施行。

その三冠へ向けたステップ競走・前哨戦として船橋競馬場のブルーバードカップをJpnⅢ、大井競馬場の雲取賞をJpnⅢ、京浜盃をJpnⅡ、盛岡競馬場の不来方賞をJpnⅡに、それぞれ新たなダートグレード競走として認定。


その他の新たな創設、変更点は、3歳短距離戦の頂点を園田競馬場のJpnⅡ兵庫チャンピオンシップに位置し、そこへ向けた前哨戦として重賞級認定競走「ネクストスター競走」を創設。


後はこれまでJpnⅡだった浦和競馬場のさきたま杯をJpnⅠに昇格、川崎競馬場のJpnⅠ川崎記念を4月上旬に、船橋競馬場のJpnⅢマリーンカップを3歳限定にし9月下旬に、大井競馬場で行われていたJpnⅢTCK女王盃を4月上旬の園田競馬場へ移設、JpnⅢ兵庫女王盃に変更。



日本競馬のレース体制面では、やはりこれが一番大ニュースではないでしょうか?あくまでも主な点、細かく言えば他にも変更点はありますが、詳しくは公式サイトで確認して頂くとして、個人的には楽しみな新体制かなとは思っています。


かつてはユニコーンステークス、スーパーダートダービー、ダービーグランプリという3歳ダート三冠路線は有りましたが、形は変わっても新たに三冠路線が創設・整備されたのは嬉しいですね。

欲を言えば大井だけでなく、3競走を別の競馬場、左回りのコースも1競走は入れて欲しかったかな。


何にしても2024年からのダート競馬には大注目ですね!





他にも忘れているだけで色んな話題はあったと思いますが、自然と思い出すとこんな感じかな?


ちょっと一般的な出来事では無い気はしますが、あくまで自分の印象に残った今年の競馬の出来事なので😅




とにかく色々ありましたが、今年1年間ファンを楽しませて頂いた競馬関係者の方々はもちろん、特に競馬の主役である馬達、中央・地方・海外を含め、命懸けで走り抜いた馬達には感謝しかありません。



また来年はどんな夢・楽しみを我々ファンに与えてくれるのか。


究極、本当に難しいかも知れませんが、1頭も怪我・故障をしないで欲しいですね。

やっぱり馬あっての競馬ですから😊







それでは最後に。




今年もこんな自分のチンケなブログを読んで頂いた方、コメント下さった方に対し、深くお礼を申し上げます。


ありがとうございました!!


来年も変わらず応援の程、お願いします!



それでは良いお年を!!