12月30日(金曜日)大井競馬場で南関東所属牝馬による1600mの重賞競走・東京シンデレラマイルが行われます。
昨年の東京シンデレラマイルはダノンレジーナが優勝。
発走は16:30です。
地元・大井5頭、川崎、浦和各3頭、船橋2頭の計13頭で争われます。
南関牝馬路線を締め括る重賞競走/3連覇が懸かるダノンレジーナVS3歳女王スピーディキック!!
◎2スピーディキック
○8セパヌイール
▲13リネンファッション
△9ジュランビル
△4ダノンレジーナ
△12レディオスター
ホッカイドウ競馬在籍時を含め既に重賞7勝、ダートグレード競走のタイトルも持つ3歳女王◎スピーディキック。昨年末から浦和へ転入し、初戦の東京2歳優駿牝馬を制し、NAR最優秀2歳牝馬を受賞。今年は直行で桜花賞へ出走、枠順・脚質の懸念を物ともせず完勝、東京プリンセス賞では積極的に動いて勝ちに行く競馬、ラストは詰め寄られるもクビ差凌いで南関牝馬二冠を達成。続く三冠が懸かったJpnⅡ関東オークスはJRA勢相手のレース、これまでと異なる先行する競馬も影響してか3着。秋は戸塚記念で牡馬を一蹴、牝馬同士の前走・ロジータ記念は先行し直線手前で先頭に立つと後は楽々突き抜け6馬身差の圧勝。実績通り3歳牝馬としては抜けた存在で、今回と同じ舞台である東京2歳優駿牝馬を優勝するなどマイルの距離は2戦2勝。3月桜花賞以来のマイル戦になるが、近2走では早めに前を意識する競馬をしているので難無く対応出来るだろう。初の古馬相手の重賞でも怖さは感じ無いし、来年のダートグレード戦線での活躍が楽しみになるような走りを期待。
JRA在籍時は3勝をあげるも、準オープンクラスでは頭打ち、昨年春に大井へ転入して来た○セパヌイール。昨年は転入5戦のクイーンズオーディションを不良馬場の中、突き抜けて準重賞制覇。今年4月の初戦は直線で外に持ち出すロスがあって前の2頭に放されての3着だったが、続く準重賞・ネモフィラ賞ではゴール前で末脚爆発、外からまとめて差し切って優勝。休み明けの前走・東京シンデレラマイルトライアルは前を見る位置、終始インコースで脚を溜め、直線は外のミラバーグマンに一旦は交わされたが、内から驚異の差し返し、更に1馬身と1/2差を付けての完勝。今回は休み明けを叩いた上積みに加え、文字通りトライアルの前走は良い試走になった。大井コースはこれまで4着以下が無く、マイルでも通算(3・1・1・0)と馬券内100%と自身ベストの距離。馬場状態不問で力を発揮出来るし、充実している今ならもう少し時計も詰められそう。ダノンレジーナ、スピーディキックの2頭がお互い意識して早めに仕掛けて行くようなら更にチャンスは広がる。
JRA在籍時は4勝をあげ、昨年のJpnⅠJBCレディスクラシック3着などダートグレード競走でも上位争いした▲リネンファッション。昨年7月から浦和へ転入、勝ち星こそ無いが、ダートグレード競走で2度の5着、好メンバーが揃った2走前のオープン特別でも牡馬相手に0秒3差の4着と、依然能力の高さを見せている。前走のJpnⅢクイーン賞ではテリオスベル、ショウナンナデシコ、更にグランブリッジが早めに先団を固めて仕掛ける展開、それでも先行して渋とく粘り、勝ち馬からの着差はあったが展開面を考えれば十分頑張った内容。今回はJRA勢不在の南関牝馬限定重賞、引き続き強敵相手になるが、変わらず持ち前の先行力は見せているし、マイルの距離も問題無く対応出来る。今年のダートグレード競走くらい走れば十分に好勝負になる。
馬券はスピーディキック中心の三連単で買いたいですね。