12月28日(水曜日)は中央競馬の年内最終開催日。


中山競馬場で2歳馬による芝2000mのGⅠ競走・ホープフルステークスが行われます。





昨年のホープフルステークスはキラーアビリティが優勝。








発走は15:25です。







中央競馬の年内最終日を飾る2歳中距離王決定戦/翌年のクラシックへ向け、最有力候補に名乗りを挙げるのは!?



◎5フェイト


○8トップナイフ


▲14ジェイパームス


△2ハーツコンチェルト


△18ミッキーカプチーノ


△10ガストリック


△1ファントムシーフ


△4セレンディピティ


△11ドゥラエレーデ





GⅡ東京スポーツ杯2歳ステークスに続いてもう一度本命には◎フェイト。新潟芝1800mのデビュー戦は少し口を割る仕草は見られたが、しっかり折り合いを付けて先団を見る位置で追走、直線は持ったままで先頭に立つと後は真っ直ぐ走らせる為に見せムチを使った程度で結果5馬身差の楽勝。3番人気に支持された前走のGⅡ東京スポーツ杯2歳ステークスは前の馬の煽りを受ける感じで少し下げた5番手を追走、直線は外から被せられる感じになりながらそれなりの走りで5着。ペース的には少し下げた位置に付けたのは悪くはなかったが、スタートは決まっていたし、陣営的には先行する競馬を想定していた感じもあり、結果的には中途半端な競馬になってしまった印象。それでもそれなりの走りを見せた辺りは能力の証明で、デビュー戦も去ることながら、まだまだ隠れ持った能力がある馬だろう。今回は枠順も含め、スタートが決まれば位置を取りに行く競馬をして欲しいところ。かなり高い素質を持った馬と思うので、もう一度見直したい。





既に6戦を消化し、リステッド競走優勝、重賞2着とハイキャリアを残している○トップナイフ。3戦目の札幌芝1800m戦を逃げ切って初勝利、野路菊ステークスはキレ負けした感じで4着に敗れたが、続くL萩ステークスは好位で折り合いを付けて追走、勝負どころから直線にかけ、持ったまま抜群の手応えから一気に抜け出し2馬身差の完勝。前走のGⅢ京都2歳ステークスは平均ペースな流れを先団から差があるインコースの5〜6番手を追走、直線は開いた内から抜け出したグリューネグリーンに猛追しアタマ差2着。今回は距離が2000mに延長も、デクラレーションオブウォーの産駒は中距離をこなす産駒も出ているし、トップナイフ自身も前走のラストまでの伸び脚を見ると十分に対応出来るだろう。相手なりに走れる面もあるし、コースや馬場に拘るタイプでも無い。後は手綱を取り続ける鞍上横山典弘騎手を信じるのみ。





兄は昨年のGⅠホープフルステークスの優勝馬キラーアビリティ。同GⅠ兄弟制覇が懸かる▲ジェイパームス。東京芝2000mのデビュー戦はスタートから押し出される感じで先頭〜2番手を追走、内の馬を先に行かせてしっかり折り合いを付けると、直線は楽な手応えで先頭、残り200m付近からステッキが入るとあっさり抜け出し、後続に3馬身差を付けて完勝。もちろん、まだ成長の余地はある2歳馬だが、デビュー戦だけ見ても、スタート・折り合い・ラストまで高いレースセンスが感じ取れ、直線の伸びを見る限りはもう少し後ろの位置から末脚を生かす競馬も出来るタイプだろう。キャリアが浅いだけに揉まれにくい外目の枠は良いと思うし、今回はどんな位置を想定しているかは分からないが、恐らくまだ2戦目の馬、枠も外目なのでスムーズに好位に付けての競馬か。名門厩舎所属馬だけに、キャリアは浅くても高い素質を見せて来る可能性は十分。








馬券はフェイト中心の馬連、三連複を考えています。