12月11日(日曜日)阪神競馬場で牝馬2歳チャンピオン決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズはサークルオブライフが優勝。
発走は15:40です。
来年の桜花賞を見据えた2歳女王決定戦/重賞ウイナー5頭を含む豪華メンバーによる一戦!!
◎9リバティアイランド
○14ブトンドール
▲3シンリョクカ
△17ウンブライル
△18ラヴェル
△4アロマデローサ
△16ドゥーラ
△5モリアーナ
△8エイムインライフ
△1サンティーテソーロ
デビュー戦で上がり31秒4という驚異的な瞬発力を見せた◎リバティアイランド。新潟芝1600mのデビュー戦は少し出負け加減のスタートだったが、道中は中団インコースで脚を温存。直線は抑え切れない手応えで外に持ち出され軽く気合いを付けられると、後は一気に後続を突き放し優勝。1000m通過が1分3秒8、速い時計が出やすい新潟コースとはいえ、マークした上がり31秒4はJRA史上最速タイの数字。前走のGⅢアルテミスステークスはラヴェルの2着に敗れたが、直線で中々進路が開かず、追い出しがかなり遅れてしまった。それでもラストは猛然と勝ち馬にクビ差まで迫る2着と改めて高い素質は見せた。今回は阪神外回りのマイル戦になるが、得意とする瞬発力勝負になりやすい舞台、紛れも少なく実力が出やすいコースだけに、この馬の持ち味はフルに発揮出来そう。終い重点の最終追いの動きも良く、気合いも滲ませて状態は非常に良い。スタートを五分で、中団でしっかり脚を溜めればここも素晴らしい末脚を見せてくれるだろう。
今年のJRA2歳世代最初の重賞勝ち馬である○ブトンドール。函館芝1200mのデビュー戦は好位から上がり最速の脚で着差以上の完勝、続くGⅢ函館2歳ステークスはスタートから後方待機、しっかり脚を溜めると3〜4コーナーから徐々に前へ進出、勢いが付いた状態から、直線はそのまま外から突き抜けて優勝。前走のGⅢファンタジーステークスは後方2番手追走から直線は鋭く伸びて追い上げるも、逃げたリバーラには届かず2着。それでも先行有利な馬場状況でハナを切ったリバーラに対し、後方追走から終始外を回して上がり最速の脚で迫ったブトンドールの走りは高く評価出来るし、何より距離延長にもしっかり対応。今回は再びの距離延長になるが、徐々に加速して行ったGⅢ函館2歳ステークス、GⅢファンタジーステークスのゴールまでの脚色を見ると十分対応出来ると思うし、むしろ個人的にはマイルの方が更に持ち味は生きて来そうな印象さえ受けた。陣営サイドからは距離が気になるとのコメントがあるように、前走に続いてここも後方で脚を溜める競馬か。末脚を生かす競馬には異論は無く、瞬発力が高い馬なので舞台も合うだろう。直線は少し前に居るであろうリバティアイランドを目標に仕掛けるイメージで好勝負を期待。
メンバー中最も少ないキャリア1戦でのGⅠ挑戦になる▲シンリョクカ。東京芝1600mのデビュー戦は好スタートを決めて前を見る好位直後で脚を溜める競馬。直線は軽くステッキが入れられると残り2F付近からエンジン点火、あっさり前を交わしてゴールまで見る見る差を広げての楽勝。もちろん、これから更に地力が付いて強くなって来そうだが、デビュー戦は外から余裕のある走りでの楽勝と、現時点でも可能性を感じさせるパフォーマンス。上がりは33秒4の最速をマークしたが、もっと一杯に追えば更に時計・上がりともに数字は詰まっていただろう。土曜日の阪神芝レースを見ているとインコースからもしっかり伸びているので、ロス無く脚を溜めてラストを生かすには絶好と言える枠順が当たった。右回りに対応し、直線で上手く前を捌ければチャンスはある。
馬券はリバティアイランド、ブトンドール中心の三連単、下位評価の馬は三連複で買いたいですね。



