12月3日(土曜日)阪神競馬場で芝2000mの重賞競走・チャレンジカップが行われます。
昨年のチャレンジカップはソーヴァリアントが優勝。
発走は15:45です。
同舞台で行われる翌年春の大阪杯をも見据えた一戦/GⅠ級素質の大器が連覇を目指して登場!
◎10ソーヴァリアント
○1レッドベルオーブ
▲5ビーアストニッシド
△13ディアマンミノル
△4サンレイポケット
△2ルビーカサブランカ
△9ブラヴァス
△12ヒンドゥタイムズ
昨年のGⅢチャレンジカップでは2番手から上がり最速の脚で後続を突き放して完勝、連覇を狙う◎ソーヴァリアント。昨年はGⅡ弥生賞4着、GⅡセントライト記念2着、古馬との1勝クラス、2勝クラスいずれも能力の違いを見せる楽勝。GⅡセントライト記念は展開面のアヤでアサマノイタズラに敗れたが、自分から勝ちに行く競馬をしての僅かクビ差2着、強豪相手のGⅡ弥生賞も中団から脚を伸ばしての4着と早く素質の高さを見せて来た。休み明け・前走のGⅡオールカマーは心房細動の影響で度外視、ここは仕切り直しの一戦で、前走からの懸念はあったが、しっかり立て直されて調整、最終追い切りは自己ベストをマークしたように仕上がりは万全。ここはそれなりにペースは流れそうだが、今回は好位で前を見る形の位置を取ってくるだろう。昨年が圧巻のパフォーマンスだったし、元々GⅠ級の素質は十分と思っている馬なので、能力全開なら。
2歳時はGⅡデイリー杯2歳ステークス優勝、GⅠ朝日杯フューチュリティステークス3着と世代トップホースの1頭として活躍した○レッドベルオーブ。しかし、GⅠ皐月賞後に剥離骨折、復帰してからもちぐはぐなレースが続いていたが、夏の小倉日経オープンでは激しく引っ掛かる気性もあり、後続を大きく引き放した逃げ、1000m通過が57秒6という速いペースだったが、逆に後続に脚を使わせる形になり、そのまま逃げ切った。前走のGⅡ毎日王冠もハナは切ったものの、2走前とは一転し後続も早めから押し上げての流れになり、直線はあっさり後続と飲み込まれての最下位10着に敗れた。正直前走からの距離延長は気性的に良いとは言えないが、小倉日経オープンの走りからは息を入れやすい内回り・コーナー4つの競馬は悪くはなく、前が有利な先週からのBコースの馬場も良いだろう。枠順を考え、ここもハナは取ると思うし、かつての主戦騎手への乗り替わりも魅力。馬場を味方に付け、展開面での前残りを期待したい。
春のGⅡスプリングステークスの優勝馬でクラシック三冠競走に全て出走。メンバー唯一の3歳馬▲ビーアストニッシド。GⅡスプリングステークスは枠順もあってスタートからハナに立ち、平均的な流れの中、後続を封じ込めて優勝。クラシック三冠はそれなりの位置には付けての競馬だったが、GⅠ皐月賞が0秒8差、GⅠ東京優駿・日本ダービーが1秒6差、前走のGⅠ菊花賞が3秒2差と、距離が伸びる毎に着差が広がった。着差的には前走からの距離短縮は大きなプラス材料で、GⅡスプリングステークス優勝も去る事ながら、2歳時のGⅢ京都2歳ステークス2着、2月のGⅢ共同通信杯でもダノンベルーガ、ジオグリフに次ぐ3着という結果からも中距離がベストだろう。恐らくここはレッドベルオーブを先に行かせての2〜3番手からの競馬、先行有利なBコースだけに、ハイレベルな3歳馬として今回の巻き返しは十分期待出来る。
馬券はソーヴァリアント中心の三連単、三連複で買いたいですね。

