12月3日(土曜日)中山競馬場で芝3600mの重賞競走・ステイヤーズステークスが行われます。





昨年のステイヤーズステークスはディバインフォースが優勝。






発走は15:25です。








平地日本最長距離で行われるマラソン重賞/最もこの舞台を目標にして来た馬は!?



◎7シルヴァーソニック


○1ディアスティマ


▲2ユーキャンスマイル


△12プリュムドール


△9ディバインフォース


△13アイアンバローズ


△4メロディーレーン





昨年のGⅡステイヤーズステークスの3着馬で、前走のGⅠ天皇賞・春は無念の落馬競走中止。立て直されての休み明けの実戦になる◎シルヴァーソニック。昨年6月にオープン入りを果たすと、得意の長距離戦の重賞でもGⅡステイヤーズステークス、GⅡ阪神大賞典と、いずれも3着と健闘。近走は勝ち切れない競馬が続いているが、その堅実性は非常に光る。復帰戦に予定していたGⅡアルゼンチン共和国杯は残念ながら除外となったが、その分乗り込み量は十分で、結果的に3000m級のレースを続けて使えるのは道中のペースなど、休み明けを考えれば馬にとっては逆に良い事だろう。近走も安定した好位の位置で上手く立ち回っているし、ある程度融通の効くタイプなので、あまり展開に左右されにくいのも魅力的。そろそろ得意の長距離戦での重賞タイトルが欲しいところだし、貴重な条件のレースだけに休み明けから陣営の高い勝負気配を感じる。





昨年はオープン入り直後に出走したGⅠ天皇賞・春で6着と健闘。繋靭帯炎からの復帰戦の前走で5着、叩き2戦目で上がり調子が見込める○ディアスティマ。元々3歳時にGⅢ京成杯3着と素質は見せていたが、上手く賞金を加算出来ずクラシックレースには出走出来なかった。しかし自己条件で確実に力を付け、昨年2月にオープン入り、強豪相手のGⅠ天皇賞・春では自分の形に持ち込んで勝ち馬から0秒9差6着と十分な結果を残した。続く札幌日経オープンでは貫禄を示し優勝するが、右前種子骨靭帯炎を発症、無念の長期休養となった。復帰戦となった前走のGⅡ京都大賞典は長期休み明けながら5着、久しぶりに控える形になったが最後まで渋とく粘ったレース内容も含め、内容は上々。もちろん今回は一度使われた上積みが見込め、前走からの距離延長も歓迎。この枠順ならハナは濃厚、楽に自分の形、展開利が大きく見込める。キレ負けしないよう早めの競馬、後続に脚を使わせるようなレースが出来れば好勝負だろう。





これまで重賞3勝、GⅠでも5度掲示板に入った実績がある▲ユーキャンスマイル。3歳時にはGⅠ菊花賞で3着と早くから長距離に対する高い適性を見せて来たが、古馬になると更に素質が開花、2019年GⅢダイヤモンドステークス、GⅢ新潟記念、2020年GⅡ阪神大賞典と重賞3勝をあげた。昨年のGⅡ阪神大賞典2着以降は鳴りを潜めていたが、今年9月のGⅢ新潟記念で上がり最速の脚で2着と復調気配を感じさせる走りを見せた。前走のGⅡアルゼンチン共和国杯はマイナス12キロの馬体、他馬との比較上57キロと楽では無い中で上がり2位タイの脚を使い、勝ち馬から0秒4差7着と悪くない内容だった。今年7歳だが、近走の走りからは衰えは感じさせないし、やはり瞬発力が生きる展開なら持ち味を発揮して来る。どちらかと言えば左回りの方が良いイメージはあるが、右回りでも重賞勝ちがあるように特別苦手では無い。じっくり脚を溜めやすい枠順が当たったので、極端な瞬発力勝負になれば十分勝ち負けになる。








馬券はシルヴァーソニック中心の馬単、三連複で買いたいですね。