12月1日(木曜日)園田競馬場で兵庫県競馬のグランプリ競走・園田金盃が行われます。





昨年の園田金盃はジンギが優勝。






発走は16:05です。






優勝賞金3000万円が懸かる兵庫県競馬のグランプリ競走/史上初、金盃3連覇の偉業達成か!?





◎8ジンギ


○6ラッキードリーム


▲5スマイルサルファー


△7クリノメガミエース


△4タガノウィリアム


△3エイシンニシパ





過去64年の伝統を誇る園田金盃に於いて3連覇を成し遂げた馬は居らず、今年前人未到の快挙・園田金盃3連覇に挑む◎ジンギ。


(2022年 兵庫大賞典出走時)


これまで重賞11勝、ダートグレード競走・JpnⅢ名古屋大賞典にも2年連続で出走し4、3着と、兵庫の中距離王者として君臨。今年に入っても白鷺賞、兵庫大賞典、六甲盃と重賞3勝、3月のJpn名古屋大賞典では自ら勝ちに行く積極的な競馬で、上位2頭には放されたが3頭のJRA勢に先着する3着と健闘した。今季初戦の前走・姫山菊花賞はタガノウィリアムが引っ張る展開を2番手、勝負どころからまくって来たシェダルを意識し早めからの仕掛けになった為、結果優勝したラッキードリームの格好の目標になっての敗戦。それでもラストまで長く脚を使い0秒2差と負けて強しの内容で、今回は休み明けの前走を叩いた上積みが見込めるし、あくまでも展開ひとつで前走の勝ち馬を逆転出来るはず。スタート、折り合いに全く不安が無く、自分からレースも作れるし、尚且つ長く持続する脚を使える。逃げるであろうタガノウィリアム、マークして来るラッキードリームと、新子厩舎の2頭をあまり意識し過ぎず、これまでの自分の競馬をすれば自ずと好結果は付いて来るだろう。





ホッカイドウ競馬在籍時はJpnⅢJBC2歳優駿を優勝、翌3歳時には当地で三冠を達成、その後は南関を経て今年の夏に兵庫へ転入して来た○ラッキードリーム。南関在籍時は重賞勝ちこそ無かったが、ハイレベルな当地のオープン特別を2勝、兵庫での初戦、8月の1700m戦では4コーナー持ったまま、楽な手応えで直線突き抜けて6馬身差の楽勝、続く前走の姫山菊花賞は馬体重を12キロ絞った勝負の仕上げ、ジンギ、シェダル2頭に注目が集まったが、レースでは3〜4コーナーで逃げるタガノウィリアムを含めた前の3頭にリードを広げられるも、落ち着いて脚を溜めると直線は末脚が爆発、3頭をまとめて交わし優勝した。前走はある程度展開が味方した面はあったが、上がり最速37秒0の数字通り非常に鮮やかな末脚だった。元々先行力を生かしていたように、2走前のような競馬も出来るだけに相手の位置に合わせた自在性があるレースも可能。ここも前走同様、同厩タガノウィリアムがペースを握るであろう展開が予想され、それをジンギ、エイシンニシパと橋本厩舎の2頭が早めに捕まえに行くようなら前走の再現も十分見込める。





昨年は兵庫ダービー、西日本ダービーを優勝し、3歳馬として挑戦した園田金盃は4着。今年は昨年以上の着順を目指す▲スマイルサルファー。


(2022年 早乙女特別出走時)


今年は名古屋、佐賀、笠松と積極的に遠征競馬を続け、佐賀・はがくれ大賞典では同じ兵庫のエイシンニシパには放されるも、不良馬場の中、しっかりと脚を伸ばして2着に入った。久しぶりの地元戦になった6月の早乙女特別は自分の形に持ち込んだタガノウィリアムに及ばないも、ここでもしっかり2着を確保。7月の1700m戦を逃げる競馬で楽勝し挑んだ佐賀・鳥栖大賞は名古屋、大井の強豪に次ぐ3着、はがくれ大賞典で突き放されたエイシンニシパには先着した。A1A2混合1700mの前走はスタートからハナを切り、十分に脚を溜めて直線へ向くと再び後続を放し、2着エイシンニシパに3馬身を付けて完勝。前走の2着エイシンニシパは58キロ、同馬とは2キロ差があったとはいえ、最近の充実振りも含めて昨年以上に力を付けて来た事を印象付ける走り。今年の1700m戦での2勝はともに逃げ切りだが、昨年の兵庫ダービーに代表されるように元々末脚が持ち味だった馬。脚質に自在性が出て、より地力を増しており、もちろん控える競馬にも対応出来る。長く良い脚を使える特性もあるので、ここは先団を見る位置、ジンギを目標に仕掛けて行く形が取れれば面白い。







馬券はジンギ中心の三連単で買いたいですね。