11月29日(火曜日)笠松競馬場で1400mの地方全国交流重賞・笠松グランプリが行われます。





昨年の笠松グランプリはダノングッドが優勝。






発走は15:35です。


地元・笠松3頭、川崎2頭、名古屋、北海道、浦和、高知各1頭の計9頭で争われます。







笠松競馬の短距離最高峰レース/昨年に続き今年も遠征馬が地元・東海勢を圧倒か!?




◎9ダノングッド


○3ベストマッチョ


▲6ルーチェドーロ


△5アポロビビ


△2スティールペガサス




昨年の笠松グランプリ優勝馬で10歳の今年も衰えを見せない高知競馬の古豪◎ダノングッド。


(2021年 園田チャレンジカップ出走時)


これまで全国各地で積み上げた重賞勝利は7、昨年の笠松グランプリでは好位3番手で脚を溜めながら追走、直線残り100m付近でアザワク、コパノフィーリングと名うての快速馬をまとめて差し切った。10歳の今年も佐賀、高知、園田で重賞4勝、衰えは全く見せていない。2走前の園田チャレンジカップは先行有利な馬場を見込んで絶好枠からハナを切ったダノンジャスティスの逃げ切りを許したが、1コーナーからステッキを飛ばして前を意識した競馬で、エンジンが掛かったラストは際立つ脚で迫り2着。前走のゴールド争覇はインコースで脚を溜めながらの追走も、3、4コーナーで逃げていた馬が下がって来た為ポジションを下げるロス、それでも直線で進路が開いてからは内から鋭く伸びてベストマッチョに半馬身差まで詰め寄る強い内容で2着。レース振りは変わらず安定しているし、何と言っても成績通り遠征競馬に強いのが長所。最近はやや反応が鈍くなっている印象はあるが、その分いつでも仕掛けて行ける外枠は歓迎。スムーズにエンジンが掛かれば直線は一気に伸びて来るだろう。





前走は名古屋へ遠征してのゴールド争覇で高知の強豪ダノングッドを抑えて優勝した川崎の○ベストマッチョ。


(2017年 プロキオンステークス出走時)


JRAではオープン特別優勝を含め通算6勝、川崎転入後も浦和で重賞勝ち、ダートグレード競走でも2度の2着と活躍。今年2月姫路競馬場の兵庫ウインターカップでは前に行った馬に厳しい展開ながら3〜4コーナーで自分から勝ちに行く競馬、ラストは流れが向いたインペリシャブルに差されたが2着と地力を見せた。以降も南関に戻っても堅実な走り、前走の名古屋・ゴールド争覇では3コーナーから先頭に立つと直線はインコースから迫るダノングッドを抑えて優勝、2020年のプラチナカップ以来の勝ち星・重賞2勝目を飾った。今年は9歳になるがダノングッドと同じく高齢になっても全く衰えを感じさせない。前走は1500mだが、ダートグレード競走での2着など1400mへの適性は非常に高い馬で、レースでは安定した先行力を見せている。笠松は初めてになるが、これまで園田、姫路、名古屋と初コースにもしっかり対応出来ているし、続けての吉原寛人騎手鞍上も心強い。多少速いペースで先行してもラストまで粘り強い走りが出来る馬なので、ここも前走と同じようなレースで上位争いか。





今年3月、大井競馬場1400mのフジノウェーブ記念で0秒7差の圧勝、重賞初制覇を飾った川崎の▲ルーチェドーロ。JRA在籍時は芝のGⅢ函館2歳ステークス2着、本格的にダートに使われてからはオープン特別優勝、重賞でも好走。今年から地方・川崎へ転入、初戦の船橋記念はスタートで遅れ、4コーナーでもかなり後方の位置だったが、最後は上がり35秒4の豪脚で0秒3差4着まで追い上げた。2戦目のフジノウェーブ記念ではスタートを決めて先行、抜群の手応えで直線に入ると残り200m付近で抜け出し、後は一気に突き放す一方、結果2着に3馬身1/2差付けて楽勝した。以降のダートグレード競走での2戦はJpnⅢ東京スプリントは4着も、JpnⅡさきたま杯は悲観するほどの敗戦では無いが枠順が響いた感じで6着。前走のジュライ賞はスタートで遅れ、そのまま追走すら出来ず、左前肢跛行で競走中止。大事に至らなかったのは幸いで、その後はしっかり休養・立て直されての今回復帰戦。競走中止明けは正直気にはなるが、大井から御神本訓史騎手が乗りに来る辺りはそれなりの勝負気配が感じられるし、状態は持ち直している事だろう。小回りコースに対しては2歳時のJpnⅡ兵庫ジュニアグランプリ、JpnⅠ全日本2歳優駿、枠順に泣いた形だった今年のJpnⅡさきたま杯の走りからも悪くは感じない。能力的にはあっさり優勝しても不思議では無い馬。







馬券はダノングッド中心の三連単で買いたいですね。