11月27日(日曜日)阪神競馬場の最終レースで芝1200mの重賞競走・京阪杯が行われます。





昨年の京阪杯はエイティーンガールが優勝。






発走は阪神最終第12競走16:15です。







ジャパンカップ後の難解短距離重賞/先行激化で直線は差し・追い込み勢が殺到か!?





◎10サンライズオネスト


○8マリアズハート


▲13ジュビリーヘッド


△11タイセイビジョン


△14トウシンマカオ


△9エイティーンガール


△6キルロード


△4スマートクラージュ





今年はオープン特別優勝を皮切りに重賞でも僅差の勝負、GⅠにも挑戦し充実著しい◎サンライズオネスト。春のGⅢ阪急杯は先行・インコース有利な馬場傾向だったとはいえ、外目の好位に付け、直線は渋とく粘って3着。続くGⅠ高松宮記念は強豪相手の中でも後方で脚を溜め、直線残り200mを切った辺りからしっかり脚を使って伸び、9着と着順こそ振るわなかったが、勝ち馬から0秒3差の僅差と悪くない結果を残した。鞍馬ステークスはスタート一息ながらラストは外から目立つ末脚で迫って3着、秋の2走もレコード決着のGⅡセントウルステークスで3着、前走のLオパールステークスは勝ち馬に展開が向いた中、自身は勝ちに行く競馬をしての強い2着、勝負どころで初のブリンカーが効きすぎたらしく、今回はブリンカーを外してのレースになる。成績だけ見ると善戦止まりの印象は受けるが、逆に言えば、馬場・コース・相手・位置取りに関わらず堅実に走っている。全5勝中3勝をあげているように阪神コースは得意で、何より3走続けて手綱を取る鞍上も善戦止まりの近2走を考えれば期するものはあるだろう。追い切りの動きは抜群で状態面は今季3走目で確実に上昇、重賞初制覇の可能性は十分。





これまで重賞勝ちは無いが、リステッド競走、オープン特別を各1勝、前走GⅠスプリンターズステークスでは自慢の末脚を発揮し善戦した○マリアズハート。3走前の韋駄天ステークスは枠順に恵まれた面はあったが、スタートを決めて前を見ながらの好位を追走、ラストは前を捌いて一気に突き抜けて優勝。続くGⅢアイビスサマーダッシュは枠順よりプラス14キロの馬体が影響してか7着に敗れたが、ラストはそれなりの伸びは見せていた。馬体を絞っての前走GⅠスプリンターズステークスは15番人気と全く人気は無かったが、好スタートを切るも腹を括って後方2番手からの競馬、直線は大外から上がり最速タイの脚を使って0秒5差8着まで追い上げた。前走は無欲の競馬だったので極端な競馬になったが、これまで中団の位置からでも結果を出しており、今回はある程度前を意識した位置に付けそう。相手関係は確実に軽くなるし、何より前掛かりな馬が多く揃い展開も大きく味方しそう。ここなら十分に好勝負になるだろう。





今年4月にオープン入りし、初のオープンクラス・初重賞挑戦になったGⅢ函館スプリントステークスで2着に入った▲ジュビリーヘッド。6月のGⅢ函館スプリントステークスは中団の位置に付け、前を行くナムラクレアを目標に早めから追い出されたが、直線は50キロの軽量だったナムラクレアにあっさり放されるも、ラストまでしっかり脚を使って2着と健闘。続く青函ステークスはヴァトリニに押し切られての2着だったが、外目の枠順で道中は口を割り加減の追走、進路取りの差も出た印象。前走のGⅢキーンランドカップは道中から窮屈な形の位置になり、4コーナーでも馬群が外に密集、更に直線は中々前が開かず脚を使い出した時には流石に前との差を詰める事は出来ず7着。消化不良だった前走から当然見直しは必要で、阪神コースは勝ち星こそ無いが通算(0・1・2・2)と悪くない。休み明けでも鉄砲は効く馬なので、展開も味方しそうなここは巻き返しを期待したい。







馬券はサンライズオネスト中心の三連複で買いたいですね。