11月24日(木曜日)園田競馬場で2歳馬による1400mのダートグレード競走・兵庫ジュニアグランプリが行われます。





昨年の兵庫ジュニアグランプリはセキフウが優勝。






発走は第7レース、15:35です。


JRAから5頭、地元・兵庫4頭、北海道2頭、大井1頭の計12頭で争われます。






全日本2歳優駿へ向けた重要な前哨戦/強力メンバーのJRA勢に対し、地方勢は好配の使者になれるか!?





◎11トレド


○2スペシャルエックス


▲3オマツリオトコ


△7マルカラピッド


△9エコロアイ


△8デステージョ





デビューから2戦2勝、無敗での重賞タイトルを狙う◎トレド。中山ダート1800mのデビュー戦はスタートから楽にハナへ、3コーナーからしっかり追われて直線へ向くと残り200m辺りから見る見るリードを広げ6馬身差の圧勝、1分51秒9(不良)のレコードタイムで優勝。続く東京ダート1600mのプラタナス賞では内の馬を先に行かせて2番手からの競馬、直線は持ったまま抜群の手応えで先頭に並び掛けると後は一気に後続を突き放し、結果7馬身差の楽勝。前走は控える形の競馬が出来たのは大きな収穫、今回は1400mになるが、2戦の走りからスピード能力は高く、そこまで心配はいらないだろう。小回りコースで器用さが求められるコースとはいえ、園田1400mでは有利に働く8枠ならスタート出たなりで外目の好位置を楽に取れそう。JRA所属馬だが、現在の兵庫中距離路線最強のジンギと同じオーナー所有馬だけに、園田競馬でのダートグレード競走は是非獲りたいはずで、勝負度合いも高いだろう。





デビューから3戦無敗で重賞・イノセントカップを優勝したホッカイドウ競馬の快速馬○スペシャルエックス。デビュー2戦ともにハナを切って連勝、重賞・イノセントカップでもハナを切り、そのまま逃げ切って優勝。川崎へ遠征しての前走・鎌倉記念でもスピードを生かしてハナへ、直線でヒーローコールには交わされるもラストまで渋とく粘って2着。前走で土は着いたが、初の長距離輸送、1200mから1500mへの距離延長と、懸念材料は多かったがしっかり対応。鎌倉記念でヒーローコールには最後こそ差を付けられたが、直線に入った初めは馬体を併せたところで渋とく食い下がる場面があり、2走前のイノセントカップでもメンコイボクチャンに交わされそうで交わされなかった走りを見る限り、並んでからの勝負根性も非常に高いのだろう。勝負根性も去ることながら、やはり一番光る長所はスタートしてからのスピードで、今回はJRA勢を含めた強豪が相手になるが、他馬が無理矢理にでも逃げようとしない限りは恐らくハナは取れそう。地元の名手・田中学騎手が鞍上なら持ち味はしっかり引き出して好勝負に持ち込んでくれるはず。





デビュー戦を快勝し、芝のGⅢ函館2歳ステークスでは3着に健闘、前走ダートの自己条件をきっちり優勝して来た▲オマツリオトコ。函館ダート1000mのデビュー戦は少しゆっくりしたスタートから中団の位置。3コーナーから外を回りながら進出、4コーナーから加速が付いて勢いよく直線に入ると一気に先頭に立ち、後は後続を引き放す一方で、ゴール前では流しながら5馬身差を付けて優勝。芝での重賞・GⅢ函館2歳ステークスはスタートで立ち遅れて放れた最後方を追走、3〜4コーナーでも一番最後方の位置だったが、直線大外から上がり最速の末脚で急追し、勝ち馬ブトンドールから0秒2差3着に入った。前走ダートの1勝クラス・ヤマボウシ賞はまずまずのスタートから中団インコースで脚を溜めての追走、勝負どころでは前の馬が下がり気味になった為、仕掛けが少し遅れてしまったが、直線で馬群がバラけ進路が開くと徐々に前との差を縮めゴール前で差し切って優勝。スタートは速いとは言えず、正直園田競馬場の小回りコースに対する適性は微妙も、ラストは確実に末脚を伸ばして来る馬。能力は十分なので、勝負どころでスムーズに加速する進路を確保出来るかが何より重要なポイントだろう。スタートを五分に決め、出来るだけ馬群に包まれない位置を追走、スムーズに直線を迎える事が出来ればまとめて差し切るだけの力はある。







馬券はトレド中心の三連単で買いたいですね。