11月13日(日曜日)福島競馬場で芝2000mのハンデ重賞・福島記念が行われます。





昨年の福島記念はパンサラッサが優勝。






発走は15:20です。


ハンデ戦です。







秋の福島競馬名物ハンデ重賞/実績馬・軽ハンデ馬よりコース相性の良さに注目!





◎7サトノセシル


○14ゴールドスミス


▲16ヴァンケドミンゴ


△12オニャンコポン


△6フォワードアゲン


△1アラタ


△11エフェクトオン


△4カテドラル





今年はGⅢクイーンステークス2着、前走のGⅡ府中牝馬ステークス4着と善戦、悲願の重賞制覇が懸かる◎サトノセシル。フランケル産駒の良血馬として期待が高かった馬だが、昨年は2勝クラス優勝後、格上挑戦で出走したGⅢクイーンステークスでクビ+クビの接戦の末3着と、持った素質の片鱗を見せた。今年は自己条件戦を使われて2、4着と勝ち切れないレースが続いたが、再び格上挑戦での出走となったGⅢクイーンステークスでゴール前でテルツェットにハナ差交わされるも2着と昨年以上の結果を残した。前走のGⅡ府中牝馬ステークスは好位を見る位置で折り合って追走、直線は外から渋とく脚を使って0秒2差4着と強豪相手にも良い走りを見せた。今回は牡馬混合戦になるが抜けた馬が居ない混戦メンバーで、53キロのハンデなら十分上位争いは期待出来る。ハイペース濃厚なメンバーから展開の恩恵を受けれそうだし、前走のゴール前での伸び方を見ると、2000mに距離が伸びるのも良い。





2度の長期休養を経て今年7月にオープンいり、前走10月のLオクトーバーステークスではオープンクラス初勝利を飾った○ゴールドスミス。復帰しての初戦・6月の中京戦は6着とまずまずの内容、叩き2戦目の阿武隈ステークスでは果敢に先行、4コーナー先頭から直線で抜け出し、最後は2馬身差を付けて快勝。重賞初挑戦のG I新潟記念は53キロの軽量を生かして先行、直線は瞬発力のある馬達に交わされたが、勝ち馬から0秒8差7着と悲観する結果では無かった。続くLオクトーバーステークスは中団〜後方で脚を溜めると、直線では外から一気に伸びて前を行く馬をまとめて差し切った。前走は展開面は向いたが道中から終始外を回してのもので、上がりは最速(タイ)、着差以上の完勝。復帰してからは先行・差しと異なる競馬で好結果を出しており、位置取りに大きな注文は付かない。福島コースは2戦2勝、前走同様に末脚を生かす競馬なら展開面は味方しそうだが、それはスタートして1コーナーまでの他馬の出方・流れで位置を決めれば良いだろう。重賞でも混戦メンバーだし、リステッド競走勝ちなら力は足りるはず。





通算4勝は全て福島競馬場、一昨年のGⅢ七夕賞3着、GⅢ福島記念2着の舞台巧者▲ヴァンケドミンゴ。2019年にはGⅠ菊花賞にも出走、一昨年4月に福島でオープン入り、以降は勝ち星こそ無いが得意の福島コースで前記の通り重賞で好走、昨年のLカシオペアステークスでは10番人気ながら上がり最速の脚でファルコニアのクビ差2着に入った。今年も3走し、4着、6着、8着と敗れはしているが、いずれも勝ち馬からは1秒以内、前走でも33秒4の脚を使っており、極端な衰えは無いだろう。年内はもちろん得意舞台、福島競馬場でのGⅢ福島記念が最大の目標レースなのは間違い無いし、前走も今回へ向けた叩き台と考えれば十分な内容と言える。ここもラストに懸ける競馬になると思うが、前掛かりなタイプが多く揃って前半は激しい競り合いで前は速くなりそう。ハイペースで前崩れの展開なら大外枠も悪くは感じ無いし、むしろ下がって来た馬を捌きやすい。オープンに上がってから最も相性が良い鞍上酒井学騎手なら持ち味はきっちり出してくれるだろう。








馬券はサトノセシル中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。