11月10日(木曜日)門別競馬場でホッカイドウ競馬の総決算・道営記念が行われます。





昨年の道営記念はクインズサターンが優勝。






発走は20:30です。






ホッカイドウ競馬最終日を飾るグランプリ競走/新旧精鋭16頭の豪華メンバーが集結!!




◎6シルトプレ


○14クインズサターン


▲11エンリル


△12サンビュート


△10ルールソヴァール


△13ドテライヤツ


△15グリントビート


△5フローリン





三冠が懸かった王冠賞は2着に敗れるも、秋の大一番・ダービーグランプリを優勝。道営二冠馬・3歳代表として古馬に挑む◎シルトプレ。ホッカイドウ競馬でデビューし2歳時は3連勝で鎌倉記念を優勝、続くJpnⅠ全日本2歳優駿で5着。今年は南関クラシックを見据えて船橋へ転入、雲取賞3着、京浜盃5着の成績を残すが再びホッカイドウ競馬へ再転入。北斗盃、北海優駿、いずれも好位追走から上がり最速の脚で優勝、三冠が懸かった王冠賞は不良馬場を味方に逃げたエンリルに早めから脚を使わされる形で2着に敗れ三冠は成らなかったが改めて力は見せた。前走のダービーグランプリは各地から豪華なメンバーが揃ったが、好位から上がり最速の脚を繰り出し、同じホッカイドウ競馬のエンリルを直線交わして優勝。王冠賞は縦長の展開で思ったより後ろの位置になったが、基本的には安定して好位の位置からひと脚を使う馬。3歳馬同士とはいえ前走のメンバーレベルに完勝の内容から、古馬相手でも力は十分通用しそう。ここを優勝すれば2歳時のJpnⅠ全日本2歳優駿以来のダートグレード競走挑戦も視野に入ってきそうだし、どんな走りを見せてくれるか非常に楽しみ。





前2年の道営記念を優勝、今年もここを最大目標に照準。同一重賞3連覇の偉業が懸かる○クインズサターン。


(2019年 べテルギウスステークス出走時)


JRA在籍時は5勝をあげ、GⅢで2〜3着に入った実績馬。南関を経て2020年夏よりホッカイドウ競馬へ転入、同年の道営記念ではダートグレードホース・ルールソヴァールに3馬身差を付けて完勝、4連勝で道営チャンピオンに輝いた。昨年はコスモバルク記念、旭岳賞を優勝、道営記念は4角先頭の積極的な競馬で後続を完封、連覇を飾るとともにホッカイドウ競馬の年度代表馬にも2年連続で選出された。今年は9歳になるが、復帰戦のオープン特別を中団追走から上がり最速の脚できっちり優勝、前走の瑞穂賞は4着に敗れたが、1枠で正直スムーズな競馬とは言い難いレースで、陣営的にもあくまで道営記念へ向けた叩きで仕上がり途上だったのが本音だろう。今回は3連覇が懸かる大一番、前走を叩いてメイチに近い状態にはあるはずで、枠順的にも包まれる可能性も低く力は十分出せる。有力な3歳馬など強豪が揃ったが、9歳と言えど衰えを感じさせないし、自在な脚質・豊富な経験を備えた古馬チャンピオンとして良い走りを見せてくれるだろう。





王冠賞ではホッカイドウ競馬二冠馬シルトプレを撃破、持ち前の先行力が魅力の3歳馬▲エンリル。2歳時から兼六園ジュニアカップ優勝、JpnⅡ兵庫ジュニアグランプリ5着と遠征先で好結果を出し、ホッカイドウ競馬のトップホースの1頭として活躍。今年は始動戦の1700mレースを優勝、北斗盃2着、北海優駿は早めから後続に進出され、直線手前では内と外から馬体を併される厳しい展開で4着、いずれもシルトプレの前に敗退。三冠ラストの王冠賞ではスピードを生かしてシルトプレ他に脚を使わせる積極的な逃げ、後続を完封し優勝。前走のダービーグランプリは8枠からダッシュを効かせてハナへ、道中も促し加減で3〜4コーナーからステッキを飛ばして後ろに脚を使わせる競馬に持ち込んだが、直線はシルトプレとの一騎討ちの末半馬身差の2着。本質的に2000mは少し距離が長い印象はあったが、外枠から先手を取って早めから仕掛けて行く競馬でラストまでしっかり粘った前走の走りから、あくまで馬体を併せられず自分の形に持ち込めるかどうかだけだろう。ここも単騎逃げ濃厚なメンバー構成。古馬を含むメンバー相手でも自分の競馬に持ち込み、後続の有力馬同士が牽制し合ってくれれば善戦以上の結果も十分。







馬券はシルトプレ中心の馬単、三連複で買いたいですね。