11月9日(水曜日)川崎競馬場で3歳牝馬による地方全国交流重賞・ロジータ記念が行われます。





昨年のロジータ記念はカイカセンゲンが優勝。






発走は20:10です。


地元・川崎4頭、船橋5頭、大井3頭、金沢、浦和各1頭の計14頭で争われます。






川崎の名牝ロジータの名を冠した南関3歳牝馬路線の最終戦/ここも二冠牝馬の独壇場か!?





◎14スピーディキック


○9クールフォルテ


▲8トキノゴールド


△11ティーズハクア


△13コスモポポラリタ


△5ケウ


△1レディオスター


△10レディオガガ





ホッカイドウ競馬から浦和へ転入、今年の南関東牝馬二冠馬◎スピーディキック。昨年はリリーカップ、JpnⅢエーデルワイス賞、東京2歳優駿牝馬と重賞3勝、NAR最優秀2歳牝馬を受賞。今年は直行になった桜花賞から始動、脚質・枠順などの懸念はあったが早めに先団を射程に入れると最後は着差以上の完勝、続く東京プリンセス賞はコスモポポラリタに詰め寄られたが圧倒的人気に応え二冠達成。JpnⅡ関東オークスはJRA馬に2頭に先着されての3着だったが、スタートから先団の位置に付けた為、ラストの脚が渋くなった印象。4着馬に付けた着差8馬身を考えると、やはり南関3歳牝馬トップを印象付ける内容だった。秋初戦、前走の戸塚記念は中団からのひとまくりで牡馬を完封、改めてその実力を示した。これまでコースに合わせて好位〜後方と自在な位置からレースを進めて結果を出しており、川崎2100mもJpnⅡ関東オークス、戸塚記念の走りから全く問題にせず、むしろ今回に対する舞台適性は高いと言える。この枠順なら道中は外目から折り合いを付けて追走、3〜4コーナーから一気に前へ進出して行く形の競馬になるだろう。重賞はダートグレード競走のJpnⅢエーデルワイス賞を含む6勝、実績は断然の存在で、ほとんど勝負付けが済んだメンバー相手なら今後へ向けてどんな走りを見せるかが焦点になる。





勝ち切れない面はあるが、これまで出走した重賞はいずれもスピーディキックの3〜4着。堅実性が光る○クールフォルテ。2歳時の東京2歳優駿牝馬ではスピーディキックには放されたが、2着ヒストリックノヴァから僅差の3着、3歳になっての桜花賞は枠順を味方に上手く立ち回って3着、続く東京プリンセス賞も上手くインコースから勝負どころで上がって行き、直線は外からまくって来たスピーディキックに被せられる場面はあったがラストまで渋とく伸びて4着。古馬相手の前走・クイーンズオーディションはロカマドールにクビ差敗れて2着だったが、4コーナーから直線にかけて大きく外を回したの最後に響いた結果。勝ち馬とは完全に脚色が違ったように見えたが、馬体を併せてからも勝負根性を見せたように内容自体は悪く無く、プラス10キロも成長分だろう。春より地力が強化されている印象だが、正直スピーディキックとの能力比較では見劣りは仕方ない。脚質に自在性があるので、あくまでも自分のレースに徹して上位食い込みを期待したい。





デビューから4連勝、以降は堅実な走りを見せているが、JRA勢相手のJpnⅡ関東オークス4着で改めて存在感を見せた地元・川崎の▲トキノゴールド。2歳時の船橋でのレース以降勝ち星から遠ざかっているものの、牝馬三冠レース全てに出走し、いずれも善戦。前走、前哨戦のサルビアカップは9着と案外な結果に終わったが、休み明けに加え、好スタートから少し促して行った分、ラストの伸び脚に影響したか。JpnⅡ関東オークスで3着のスピーディキックからは放された4着だったが、JRA馬2頭を含むその他の強豪を抑えたのは今回のメンバーに入れば十分に誇れる結果だろう。休み明けをひと叩きされて状態は間違いなく前走以上だし、今度はスタートから末脚を生かす競馬で本領発揮といきたい。







馬券はスピーディキック中心の三連複、相手は手広く人気薄の食い込みで好配を期待したいですね。