11月6日(日曜日)阪神競馬場でダート1800mの重賞競走・みやこステークスが行われます。
昨年のみやこステークスはメイショウハリオが優勝。
発走は15:45です。
優勝馬にGⅠチャンピオンズカップの優先出走権が与えられます。
昨年に続いて仁川で行われるチャンピオンズカップの前哨戦/強力3歳馬がミスター東京大賞典・オメガパフュームに挑む!!
◎8ハピ
○9タイセイドレフォン
▲3オメガパフューム
△5ウィリアムバローズ
△12ハギノアレグリアス
△10ブリッツファング
△16ヒストリーメイカー
△6メイショウフウジン
△1サクラアリュール
デビューからL鳳雛ステークスまで3連勝、JpnⅠジャパンダートダービーは4着と、ダート3歳世代トップホースの1頭である◎ハピ。近走は中々勝ち切れないレースが続いているが、3走前は3〜4コーナーから直線まで大外を回し続けて0秒3差に迫る強い4着、2走前のGⅢレパードステークスは大接戦の末3着と、もう少し先団をマークした位置ならという内容。前走のGⅢシリウスステークスは初の古馬との対戦、インコースで脚を溜めて向かえた直線は少し前を捌くのに手こずったが、ラストはスムーズな競馬から抜け出した勝ち馬に3/4馬身差まで迫る2着。これまでのレースを見ても馬場状態・コースを問わず確実に末脚は発揮して来るし、前走は53キロとはいえ、古馬相手でもメンバー中最も強い競馬をしての0秒1差2着。今回もオメガパフュームを初め強敵との対戦になるが、ダート3歳トップクラスの力がありながら重賞勝ちが無い為、54キロでレースが出来るのは魅力的。3歳秋で1戦毎に強くなる時期、末脚全開なら突き抜けるだけの力はある。
3頭出走している強力3歳馬の1頭、GⅢレパードステークス2着の○タイセイドレフォン。成長過程にあった時期に出走したLヒヤシンスステークスは流れに乗れず10着に敗れたが、L鳳雛ステークスでは直線抜け出し、ラストはハピに交わされるも2着。確勝を期して出走した古馬相手の自己条件戦では好位追走からあっさり抜け出して直線は独走状態、上がり最速をマークし8馬身差の圧勝。前走のGⅢレパードステークスは先団を見る好位から直線は上手く進路を確保して抜け出したが、同じタイミングの仕掛けから馬体を併せて来たカフジオクタゴンの目標にされる形でラストは僅かクビ差交わされて2着。悔しい敗戦だったが、上がり最速タイの脚で3着に追い上げたハピを抑えての2着から、世代トップクラスの1頭の評価は出来るし、休養を経て更に成長も期待出来る時期。追い切りの動きも抜群で休み明けでも仕上がりは非常に良さそうだし、ハピ同様54キロならこのメンバーでも十分通用しそう。
2018年〜2021年のGⅠ東京大賞典を史上初の4連覇、2019年のJpnⅠ帝王賞も優勝しているGⅠ/JpnⅠ5勝馬・▲オメガパフューム。3歳時から国内ダートトップホースとして活躍、昨年末のGⅠ東京大賞典後に引退予定だったが、衰えが無いその高いパフォーマンスから引退を撤回。今年はGⅢアンタレスステークスから始動、後方追走からまくり加減で上がって来ると、直線では押し切りを図るグロリアムンディを捕らえて優勝。着差は半馬身差だがゆっくりしたスタートから後方追走、59キロを背負って終始外を回ってのレース内容から着差以上の強さだった。前走のJpnⅠ帝王賞も直線外から脚を伸ばし、先団をまとめて差し切る勢いを見せたが3着。ロス無く立ち回った上位2頭との0秒3差は位置取りの差で、改めて力を感じさせた。今回もゆっくりしたスタートから後方追走の競馬になりそうだが、春のGⅢアンタレスステークスでは59キロを全く問題にしなかったし、何より阪神ダートは4戦4勝と抜群の適性、更に休み明けにも強い。過去4年出走したJpnⅠJBCクラシックに向かわず、得意の右回り、59キロのGⅢみやこステークスに出走して来た限りは無様な競馬は出来ない立場だろう。
馬券はハピ中心の三連単が本線、下位評価の馬は三連複で押さえたいですね。