11月2日(火曜日)大井競馬場で南関東所属馬による1600mの重賞競走・サンタアニタトロフィーが行われます。





昨年のサンタアニタトロフィーはトロヴァオが優勝。






発走は20:10です。


地元・大井10頭、船橋4頭、川崎2頭の計16頭で争われます。


*10番アランバローズは笹川翼騎手に変更しています。





豪華メンバーによるSⅢハンデ重賞/マイル巧者が揃った大激戦!!





◎2ゴールドホイヤー


○9ゴライアス


▲16リンゾウチャネル


△7アングライフェン


△13ファルコンピーク


△12ハルディネロ


△3マムティキング


△5コパノジャッキー





2020年の羽田盃を優勝、昨年、今年も重賞レースで優勝している◎ゴールドホイヤー。羽田盃優勝以降はアテにしずらい結果が続いていたが、今年5月の川崎マイラーズでは直線で馬群を割って鋭く伸びて2着、6月のオープン特別でも内から渋とく脚を使って3着。強豪メンバーが揃った前走のマイルグランプリは外枠からスタートを決めて先行、勝負どころの3〜4コーナーから常に気合いを入れながら直線へ向くと粘るスマイルウィを競り落として優勝。近走は着順通り非常に安定して力を発揮出来るようになったし、終いの脚が使え、前走のような先行する競馬でも結果を出しており、レース振りにも充実度の高さが窺える。今回のメンバーを見渡すと非常に前掛かりなタイプが多く揃い、恐らくハイペースが濃厚。前走は先行したが、今回はメンバー・枠順的な事もあり、前走ほど前には行かないだろう。ラストの脚もしっかりした馬なので、ここは展開を味方に付けた差し脚を伸ばす競馬で上位争いを期待したい。





JRA在籍時は4勝をあげ、オープン特別でも2度3着がある○ゴライアス。昨年12月に転入初戦を完勝、今年の初戦も2番手から抜け出して危なげなく優勝。3月のレースでは馬場も勝ち馬に味方したが、前を行くチサットを捕まえに行く為に早めに脚を使い、終いは甘くなって3着、2走前は直線で抜け出し、勝ちパターンに持ち込んだもののゴール前でコパノジャッキーにクビ差交わされて2着、前走はキタノインディとの激しい叩き合いになったがここでも半馬身差の2着に惜敗。近走は悔しい結果が続いているが、安定した走りは見せているし、何より今回と同じ大井1600mで上位争いを続けているのは非常に魅力的。大井へ転入してからは先行する競馬が多いが、ある程度下げた位置でもひと脚は使えるし、JRA在籍時には中団から渋とく差し脚を伸ばしたオープン特別3着がある。今回のメンバーなら無理に先行争いに加わる必要は無いし、先団を見る位置からレースを進めれば良いだろう。初めての重賞挑戦になるが、走り慣れた得意コースなら強敵相手でも十分戦える。





ホッカイドウ競馬在籍時は当地の三冠を達成、園田へ遠征した楠賞でもその強さを見せ付けた▲リンゾウチャネル。2020年に大井へ転入、重賞勝ちは無いが強豪相手に幾度と好走、昨年秋はホッカイドウ競馬へ戻ったが、再び大井へ転入。前回の大井・矢野義幸厩舎在籍時は先行する競馬を続けていたが、現在の荒山勝徳厩舎になってからは徐々に差し脚を生かす競馬に脚質転換。前走のオープン特別では中団追走から先団へ進出、直線で古豪タービランスを抑えて優勝した。2年以上振りの勝利を飾った前走は教えて来た競馬が身になって出た大きな1勝で、マイルの距離も合っていた印象。引き続きの同舞台は良いし、ここも磨いて来た差し脚が生きて来そうなメンバー構成。全てが噛み合えば久々の重賞勝ちの可能性もありそう。








馬券はゴールドホイヤー中心の三連複で相手は手広く押さえたいですね。