10月30日(日曜日)東京競馬場で秋の中距離王決定戦、天皇賞・秋が行われます。





昨年の天皇賞・秋はエフフォーリアが優勝。








発走は15:40です。







中距離日本最強馬決定戦!/今年も有力3歳勢が古馬を抑えるか!?




◎5ダノンベルーガ


○4ポタジェ


▲7イクイノックス


△8シャフリヤール


△9ジャックドール





デビュー2戦目で重賞勝利、大一番の前走・GⅠ東京優駿・日本ダービーは1番人気に支持されるも無念の4着に敗れた◎ダノンベルーガ。デビュー戦は上がり最速33秒1の脚を繰り出し、ゴール前は流す余裕を見せて1着。キャリア1戦で挑んだGⅢ共同通信杯でも上がり最速33秒7の脚を使い、直線外から他馬をまとめて交わし優勝。後の皐月賞馬ジオグリフを全く問題にしなかった。GⅠ皐月賞は外が伸びる馬場を枠順的な事もあり、直線ではインコースを突いたが、流石に伸び負けする形で4着。前走のGⅠ東京優駿・日本ダービーの1、2着馬とは脚を溜めた位置取りの差が出た印象で、直線に入ってからスムーズに外へ出せなかったのも多少は影響してか4着。今回は古馬はもちろん、GⅠ皐月賞、GⅠ東京優駿・日本ダービーで先着された同じ3歳馬2頭との再戦になるが、G1皐月賞は枠順、GⅠ東京優駿・日本ダービーはラストの伸びを見るとやや距離も影響した感じで、GⅢ共同通信杯の走りからは府中の中距離戦・2000mくらいがベストだろう。GⅠを勝てる力は十分にあると思うので、とにかくスムーズに直線を向かえたいところ。





今年4月のGⅠ大阪杯で強豪を抑え初の重賞制覇を飾った○ポタジェ。デビューから大事にレースを使われ、昨年1月のL白富士ステークスまで4連勝、GⅡ毎日王冠ではシュネルマイスター、ダノンキングリーとGⅠホース2頭に敗れはしたが0秒2差3着と僅差の勝負を演じた。昨年のGⅠ天皇賞・秋は上位とはキレ負けした印象で、グランアレグリアを見る位置から6着と粘った内容自体は悪くは無かった。今年に入ってからは、レコード決着で厳しい位置からでも上がり最速の脚で4着まで追い上げた2走前のGⅡ金鯱賞が強い内容、続くGⅠ大阪杯では先団を見る位置を追走、ロス無く立ち回った鞍上の好騎乗もあり、直線抜け出して初の重賞制覇をGⅠで飾る優勝。GⅠ宝塚記念は脚を溜めにくい枠順に加え、暑さが影響し11着、立て直されての前走・GⅡ毎日王冠はレコードの中、メンバー唯一の58キロで6着に終わったが、あくまでも前走は今回への叩き台で、文字通り一度使われて状態は上がっているだろう。正直極端な瞬発力勝負は厳しい感じだが、今回はパンサラッサなど快速馬が揃い、ペースは速くなりそうで、流れ・展開面はポタジェに向きそう。脚を溜めやすい枠順も魅力で、GⅠホースとして人気はあまり無いが、元々相手なりに走る面があるし、GⅠ大阪杯に続く一発を期待したい。





ダノンベルーガと同じくデビュー2戦のGⅢ東京スポーツ杯2歳ステークスで重賞勝ち、近2走のクラシック二冠はともに悔しい2着に涙を飲んだ▲イクイノックス。新潟芝1800mのデビュー戦は好位から上がり最速の脚でサークルオブライフ、サトノヘリオスなど、後のGⅠホース・重賞好走馬を相手に6馬身差の楽勝。続くGⅢ東京スポーツ杯2歳ステークスは後方から上がり最速32秒9の脚で完勝。ぶっつけで挑んだGⅠ皐月賞は外枠で上手く脚を溜める事が出来なかったが、勝負どころから先団に取り付きラストまで渋とく食い下がって2着。前走のGⅠ東京優駿・日本ダービーは後方3番手で脚を溜めての競馬、直線では大外からドウデュースに迫るもクビ差栄冠に届かず2着。それでも直線では上手く外に出し、上がりは最速の33秒6と改めて世代トップクラスの力は見せた。今回は早くから目標にしていたレースで、休み明けもGⅠ皐月賞の走りから全く気にならない。展開に注文は付かず、先団・後方からでも確実に脚を使って来る。夏を越しての成長を加味すれば十分に争覇圏内の馬だろう。








馬券はダノンベルーガ中心の三連単、三連複で買いたいですね。