10月27日(木曜日)園田競馬場で牝馬限定、西日本地区交流重賞・兵庫クイーンカップが行われます。
昨年の兵庫クイーンカップはシーアフェアリーが優勝。
発走は16:00です。
地元・兵庫8頭、佐賀、高知、金沢、名古屋各1頭の計12頭で争われます。
地方競馬西日本地区の女王決定戦/強豪遠征馬相手に地元勢は意地を見せられるか!?
◎6アンティキティラ
○11デンコウハピネス
▲2ステラモナーク
△7ベニスビーチ
△5ナナカマドカ
△3カルフレグランス
△1クレモナ
ホッカイドウ競馬から高知へ転入、昨年10月〜今年3月にかけて重賞2勝を含む破竹の6連勝を飾った高知からの遠征馬◎アンティキティラ。3月の若草賞以降は勝ち星から見放されていたが、名古屋に遠征しての前走・秋の鞍では好メンバー相手に番手から抜け出して6戦無敗の兵庫エコロクラージュなどを退けて復調を示す勝利。今回は初の園田コースになるが、先行・差しと自在な脚質でどんな位置からでもひと脚を使えるし、何より遠征競馬での強さが目立つ馬なので初コースにも上手く対応してくれるだろう。メンバー唯一の3歳馬、古馬より1キロ減の斤量54キロを生かし好位追走から上位争いを期待。
勝ち切れないまでも兵庫サマークイーン賞、摂津盃、秋桜賞と重賞レースで続けて健闘している○デンコウハピネス。
(2022年 マリーゴールド賞出走時)
JRA在籍時は2勝、今年から兵庫へ転入。2019年9月のJRA阪神・1勝クラス以降勝ち星は無いが、常に末脚を発揮して上位争いを続け、7月の兵庫サマークイーン賞は展開面は向いたが3〜4コーナーから押し上げて3着、牡馬の強豪相手の摂津盃も掲示板に乗る5着、名古屋に遠征しての秋桜賞は馬体を減らした中でも4着と、その堅実な末脚が光る。近2走はともにエイシンアンヴァルの2着、前走は6馬身放されたが、前々走ではクビ差まで詰め寄っており、あくまでも展開次第で結果は変わって来る感じで悲観する内容では無い。今回もラストを伸ばすレースになると思うが、馬場状態問わず常に相手なりに走って来る。前が速くなれば更に持ち味は生きて来るので、展開面の後押しがあれば馬券内以上の可能性も。
これまで2020年の菊水賞など重賞5勝、メンバー最上位の実績を誇る▲ステラモナーク。
(2022年 兵庫サマークイーン賞出走時)
夏の兵庫サマークイーン賞は厳しいハイペース、2番手追走から押し切ったダノンレジーナは力が抜けていたが他の先行勢は総崩れ、そんな中ハナを切ったステラモナーク自身も4着に粘った。前走のA1A2混合戦は直線でフーズサイドに交わされたが、ハナを切り、3コーナーから後続を引き放して行く積極的な競馬で、この馬らしさは見せた。スピード身上の馬で、正直現状は1400mの方が良いと思うが、自分の形に持ち込めれば菊水賞、園田オータムトロフィーの結果から1700mでも対応可能。それだけに何とか先手は取りたいところで、この枠順なら恐らくハナは濃厚。道中はしっかりペースを落とし、切れる脚が無いので早めから持続力を生かす競馬が出来れば。
馬券はアンティキティラ中心の馬単、三連複で買いたいですね。