10月23日(日曜日)阪神競馬場でクラシック三冠最後の一冠・菊花賞が行われます。





昨年の菊花賞はタイトルホルダーが優勝。








発走は15:40です。







皐月賞、日本ダービー連対馬不在のクラシック最終戦/白いスターホース候補が乱菊を制すか!?





◎1ガイアフォース


○4ボルドグフーシュ


▲12ヴェローナシチー


△5ヤマニンゼスト


△3プラダリア


△17ジャスティンパレス


△14アスクビクターモア


△13ディナースタ





デビュー戦は後のダービー馬ドウデュースの2着、骨折休養後に一気に本格化しGⅡセントライト記念優勝からクラシック最後の一冠を狙う◎ガイアフォース。父は2015年のGⅠ菊花賞などGⅠ7勝をあげたキタサンブラック、母は南関東・川崎所属として盛岡芝重賞OROカップ連覇など重賞計5勝をあげたナターレ。デビュー戦後に骨折により6ヶ月の休養、復帰後は順調に成長曲線と合わさるように勝ち星をあげ、2走前の2勝クラスの特別戦では4角先頭から後続を放し、1分56秒8のレコードで楽勝。一気の相手強化となった前走のGⅡセントライト記念ではダービー3着馬アスクビクターモアと直線を一杯に使っての叩き合いになり、ゴール前で同馬を競り落として優勝。スタート、折り合いの心配が無く、長く良い脚を使える馬で、更に前走を見ても分かる通り自分からレースを動かせる。位置取りにも融通が効くタイプだし、馬場状態を問わず力を発揮出来る。デビュー戦の走りから元々持った能力は高かったが、ここに来て本格化を窺わせるし、欠点らしい欠点が見当たらない。調教後馬体重は前走比マイナス10キロだが、好時計をマークしているし、これはあくまでも長距離仕様での仕上がりを意識してのものだろう。現時点メンバー中で総合力の高さは一番か。





2度出走した重賞はいずれも3着、5走連続で上がり最速をマーク、高い瞬発力が武器の○ボルドグフーシュ。1勝クラス・阪神競馬場芝2400m戦を優勝しているように早くから長い距離を意識してレースを使われ、5月のGⅡ京都新聞杯3着は展開が向いた面が大きかったが、53キロでの2勝クラスを完勝して挑んだ前走のGⅡ神戸新聞杯では緩い流れを後方から直線だけで追い込み3着。前走は着順こそGⅡ京都新聞杯と同じだが、レースの流れ・馬場を考えると非常に強い内容で、確実に春より成長・地力強化を窺わせる走りだった。元々長い距離を意識されていたようにスタミナ面は十分だし、何より堅実な末脚を武器に相手なり、自分の力量分はきっちり走って来る。今年の混戦菊花賞、その堅実性は大きな魅力。








デビュー8戦して1勝ながら、重賞・リステッド競走で常に上位争いを演じている実力が光る▲ヴェローナシチー。GⅢ京成杯では勝負どころで仕掛けを遅らされながらも渋とく伸びて僅差の3着、Lすみれステークス、L若葉ステークス、馬場・展開不向きの中で3、2着、7番人気と低い評価だったGⅡ京都新聞杯は勝ちに等しい内容での半馬身差2着、メンバー唯一の57キロだったL白百合ステークスは逃げた勝ち馬に有利な展開でもしっかり脚を伸ばしての2着と、いずれのレースも厳しい条件の中で上位争いしているように確かな能力を証明している。前走のGⅡ神戸新聞杯は挟まれ加減の発馬で後方に下げる形になり、ペース的にこれが痛かったが、ラストは自身の脚は使って5着まで追い上げたあたりは、やはり力を再認識させる内容だった。スタートは幾分ゆっくりしているが、道中の折り合いの不安は無いし、勝負どころから確実に長く良い脚を使える馬なので今回の長距離戦・3000mは大歓迎と思う。惜しくも春の大舞台には間に合わなかったが、三冠の中で一番適性が高いであろうGⅠ菊花賞に無事出走出来たのは何より。中間〜最終追い切りの動きも良く、鞍上に川田将雅騎手を配して今回に懸ける勝負気配はかなり高いだろう。








馬券はガイアフォース中心ですが、オッズと相談し色々な買い方を考えたいですね。