10月22日(土曜日)東京競馬場で芝1600mの重賞競走・富士ステークスが行われます。
昨年の富士ステークスはソングラインが優勝。
発走は15:45です。
優勝馬にGⅠマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられます。
GⅡ昇格3年目のマイルチャンピオンシップへ向けた前哨戦/3歳マイル路線のトップホースが登場!!
◎10セリフォス
○5ピースワンパラディ
▲2タイムトゥヘヴン
△14ダノンスコーピオン
△13ソウルラッシュ
△1エアロロノア
△8アオイクレアトール
△12ラウダシオン
2歳時は重賞2勝、GⅠ朝日杯フューチュリティステークスは後のダービー馬ドウデュースの2着、今年もGⅠレースで僅差の上位争いを演じている3歳マイル路線トップホースの1頭◎セリフォス。GⅠNHKマイルカップは先行勢に厳しい展開を好位を見る位置で追走、直線はインコースから伸びるも4着。勝ち馬ダノンスコーピオンとは通ったコースの差が出た印象。古馬との対戦になった前走のGⅠ安田記念はマイルとしてはやや落ち着いたペース、更に前に壁作れない外目の枠だった為道中は少し口を割っていたがラストは大外を回しながらも上がり32秒8の脚を使って0秒1差4着と強い内容。古馬にも通用する力は前走で証明済みで、持ち時計も十分。ここはGⅠ朝日杯フューチュリティステークス、GⅠNHKマイルカップに続いて3度目のダノンスコーピオンとの対戦になるが、GⅠタイトルを持つ同馬とは今回は2キロ差がある。前走より大幅に相手関係は楽になるので、自在性がある脚質で休み明けでも勝ち負けを期待。
通算5勝、重賞での2着、3着も全て左回りコース、現役屈指のサウスポー・○ピースワンパラディ。3歳時のGⅡ青葉賞0秒3差3着はあるが、本格的にマイル戦を中心にレースを使われると、リステッド競走優勝、GⅢ京都金杯2着と持ち味が出て来た。昨年のGⅢ京都金杯後は残念ながら屈腱炎を発症、長期休養を余儀無くされた。それでも1年7ヶ月振りの実戦となった前走のGⅢ関屋記念では11番人気ながら積極的な先行する競馬で直線は良く粘り、0秒4差の5着と改めて能力を再確認させた。今回は長期休養明けを叩かれた上積みが確実に見込め、自身最も得意とする府中のマイル戦。脚質に大きな注文は付かない馬で、好位からでも速い上がりを使える。良馬場なら前走以上のパフォーマンスを発揮出来るだろう。
昨年はGⅢ京成杯2着、GⅡニュージーランドトロフィー2着、GⅠ東京優駿・日本ダービーにも出走した▲タイムトゥヘヴン。3歳秋から本格的にマイル戦線へ参入、GⅡ富士ステークスでソングラインの0秒4差3着と健闘、今年に入っての3戦目、GⅢダービー卿チャレンジトロフィーは展開が向いた面はあるが、4コーナーでは最後方近くの位置、直線大外に持ち出すと上がり最速33秒7の末脚で他馬をまとめて差し切った。続くGⅡ京王杯スプリングカップでも鋭い末脚を発揮しメイケイエールの0秒2差3着とGⅢダービー卿チャレンジトロフィーがフロックでない事を証明。前走でGⅢエプソムカップは開催2週目の馬場、更に重馬場と後方から脚を伸ばす同馬には厳しかったが、僅差5着にまとめた。近走の走りから充実振りを感じさせるし、何より伸び盛りの4歳馬という事で、休みを挟んで更に成長・強くなっている可能性は十分。ペース・展開に関わらず、ここも確実な末脚を見せてくれそう。
馬券はセリフォス中心の三連複で買いたいですね。