10月15日(土曜日)東京競馬場で芝1800mの牝馬限定重賞・府中牝馬ステークスが行われます。
昨年の府中牝馬ステークスはシャドウディーヴァが優勝。
発走は15:45です。
優勝馬にGⅠエリザベス女王杯の優先出走権が与えられます。
府中伝統の牝馬限定重賞に白毛のアイドルホースが登場!/マイルチャンピオンシップ&エリザベス女王杯へ向けて注目の一戦!!
◎1アンドヴァラナウト
○2ソダシ
▲14シャドウディーヴァ
△3ローザノワール
△10サトノセシル
△15アカイイト
△5クリノプレミアム
△6イズジョーノキセキ
昨年はGⅡローズステークスを優勝し、GⅠ秋華賞で3着と世代トップホースの活躍。古馬になって更なる飛躍を目指す◎アンドヴァラナウト。
(2022年 阪神牝馬ステークス出走時)
デビューから無理使いはされていなかったが、1勝クラスで大器プログノーシスの2着、続くレースは先行して上がり2位の脚で完勝。GⅡローズステークスは一線級こそ不在も、上がり最速の脚で粘るエイシンヒテンを差し切って優勝。GⅠ秋華賞は3着に終わったが、直線は上手くインコースから鋭く伸びて僅差の接戦を演じた。輸送による馬体重の激しい増減などが影響して成績は安定しないが、GⅡ阪神牝馬ステークス2着の内容から持った能力に疑いようは無く、今回は前走に続き2度目の関東への遠征で、ある程度の輸送慣れは見込めるだろう。左回りに対しての不安は無いし、レースの位置取りにも大きな注文は付かない。直線で前を捌けるかの懸念はあるが、まともなら首位争いの存在。
GⅠマイルチャンピオンシップを目指してGⅡ府中牝馬ステークスを秋初戦に選んだ○ソダシ。デビューから4連勝で2歳牝馬チャンピオン、翌年のGⅠ桜花賞は前哨戦を使わず直行競馬で見事優勝。後の二冠は距離やアクシデントの影響で大敗するも、夏のGⅡ札幌記念ではラヴズオンリーユー、ペルシアンナイトら古馬のGⅠホースを破って優勝した。今年はダート2戦目のGⅠフェブラリーステークス3着、GⅠヴィクトリアマイル優勝と馬場に恵まれた印象はあるものの、持ち前の先行力で力を見せた。前走のGⅡ札幌記念は先団を見る好位からの競馬だったが、前の馬を捕まえに行くのに脚を使ってしまい直線では既にスタミナが残っていなかったのか5着。現状では2000mは少し距離が長い感じの印象で、やはりGⅠヴィクトリアマイルのレース振りから先行力を生かしたスピード競馬が理想。今回は府中の1800mという事である程度のスタミナは求められるが前走からの距離短縮はプラスだろう。直線までに脚を使ってしまうと厳しい感じなので、最低でも2〜3番手には付けたいところ。
過去2年のGⅡ府中牝馬ステークスは2着、1着。同レース連覇が懸かる▲シャドウディーヴァ。2019年のGⅡフローラステークス優勝、GⅠ秋華賞4着と3歳から活躍し、古馬になってからも牡馬相手のGⅢ東京新聞杯で2年連続で僅差の2、3着。前2年のGⅡ府中牝馬ステークスでの結果からも、非常に府中コースとの相性が良く、GⅢ、GⅡ級なら上位の瞬発力を見せている。近2走は着順こそ振るわないが、GⅠヴィクトリアマイルは自身の末脚はしっかり使っていたし、GⅢエプソムカップは重馬場に脚を取られ持ち味を生かせなかったレース。各馬GⅠへ向けた前哨戦の意味合いが強いレースだが、この馬にとってはレース条件的に年内でここが最大目標と言っても過言では無く、陣営のコメントからも今回に対する勝負度合いは非常に高い。瞬発力が生きる流れになれば連覇の可能性は十分。
馬券はアンドヴァラナウト中心の馬単、三連複で買いたいですね。


