スポーツの日の10月10日(祝・月)盛岡競馬場で秋のダートマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ南部杯が行われます。





昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯はアルクトスが優勝。







発走は18:15です。


JRAから7頭、地元・岩手4頭、大井2頭、笠松、兵庫、名古屋各1頭の計16頭で争われます。








岩手最高峰の一戦にGⅠ/JpnⅠ馬5頭を含む豪華メンバーが集結!/中央勢は強力も、好メンバーが揃った地方勢の奮起にも期待!!




◎9アルクトス


○1ソリストサンダー


▲イグナイター


△15シャマル


△4カフェファラオ


△3タイムフライヤー


△8ヘリオス


△16エアスピネル





JpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯は過去3回出走し1着2回2着1回、同レース3連覇が懸かる◎アルクトス。一昨年、2020年のJpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯は先団を見る好位に付け、3〜4コーナーで前に並び掛けて直線へ向くとラストはモズアスコットをクビ差抑えて優勝。勝ち時計1分32秒7(稍重)はダート1600mの日本レコード。昨年のJpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯は一昨年と変わって時計の掛かる馬場だったが、4コーナーを持ったままで向かえると直線は楽に抜け出して完勝。似たコース形態の東京ダート1600m・GⅠフェブラリーステークスで好走出来ないのは不思議だが、盛岡競馬場では馬が変わったような走りを見せ、よほど当地の水が合うのだろう。重賞4勝は全て左回りコース、鉄砲実績もあるし、何より当日の盛岡はまとまった雨が降る予報が出ており、高速ダートの時計勝負は望むところ。3連覇の可能性は十分。





昨年のJpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯はアルクトスから0秒4差3着、以降は重賞勝利、海外遠征を経験、今年は昨年以上の結果を目指す○ソリストサンダー。昨年のJpnⅠかしわ記念はカジノフォンテンにハナ差まで迫る2着、Jpn Iマイルチャンピオンシップ南部杯は脚を溜めにくい外枠だったがラストまでしっかり伸びて3着、今年に入ってもGⅠフェブラリーステークスで圧倒的に先行勢有利な馬場でも4着に追い上げた。近走もドバイ・GⅡゴドルフィンマイル4着、前走のJpnⅠかしわ記念2着と一線級相手に好勝負、GⅠ/JpnⅠを優勝出来るだけの力は既に周知の通り。今回は休み明けになるが、ベストのダートマイルのJpnⅠ戦という事でしっかり仕上げているだろうし、盛岡コースは昨年に続いて2度目。脚抜きの良いダートでも上位争いしており、あくまでも重要なのは位置取り。流石に雨が降るダートで先団から放されると厳しいので、如何に有力どころを射程に入れた位置で直線を向かえる事が出来るか。





今年に入り3戦3勝、JpnⅢ黒船賞、JpnⅢかきつばた記念とダートグレードを連勝、いよいよ一線級が揃うJpnⅠに駒を進めて来た兵庫の▲イグナイター。JRA在籍時に東京ダート1600mのデビュー戦を7馬身差で楽勝、南関では京浜盃2着はあったが、昨年夏に兵庫へ転入すると一気に素質が開花、好メンバーの楠賞を圧勝、年末のJpnⅢ兵庫ゴールドトロフィーではJRA勢に食らい付く0秒4差の3着。今年はJpnⅢ黒船賞の前哨戦・黒潮スプリンターズカップを初馬場ながら7馬身差圧勝、JpnⅢ黒船賞は好位のインコースから4コーナーで外に切り替えて直線先頭に立つとヘリオスに2馬身差を付けて優勝。前走のJpnⅢかきつばた記念は砂が深いインコースを避けるべく外目を意識した好位の位置取り、直線は走りやすい外から一気に伸び、再びJRA勢を撃破し優勝。今回はJpnⅠという事でメンバー的にも甘くは無いが、イグナイター自身も伸び盛りの4歳、充実期に入った今なら逆に楽しみの方が大きい。好位差しの戦法が板に付いているし、左回りもJRA在籍時のデビュー戦で経験・優勝、後は速い時計への対応、極端な輸送減りが無ければこの相手でも良い戦いが出来るはず。正念場の一戦になるが、ここで上位争いになれば来年のGⅠフェブラリーステークス、更に新子調教師の目標である海外・ドバイ遠征までもが現実味を帯びて来る。とにかく全力を出し切って頑張って欲しい。








馬券はアルクトス中心の三連複、後はイグナイターの単勝、馬単も買いたいですね。