9月25日(日曜日)中山競馬場で芝2200mの重賞競走・オールカマーが行われます。
昨年のオールカマーはウインマリリンが優勝。
発走は15:45です。
優勝馬にGⅠ天皇賞・秋の優先出走権が与えられます。
三冠牝馬登場の非根幹距離重賞/主役の座を見据え、激戦を制するのは!?
◎10テーオーロイヤル
◯8デアリングタクト
▲4ヴェルトライゼンテ
△3ウインキートス
△4ソーヴァリアント
△1ロバートソンキー
今年はGⅢダイヤモンドステークスで重賞初制覇、続くGⅠ天皇賞・春では強敵相手に3着と好走した◎テーオーロイヤル。昨年3歳時は未勝利勝ち直後に挑んだダービートライアル・GⅡ青葉賞で15番人気ながら4着と健闘、以降は自己条件~重賞とノンステップでオープン入り+重賞勝ちと本格化。前走のGⅠ天皇賞・春は独断場に持ち込んだタイトルホルダーを3~4コーナーから仕掛けて捕まえに行った分、ラストは脚が上がって3着に敗れたが、GⅠクラスでも戦える力・充実振りを示すには十分な内容だった。連勝は止まったが目下の勢いは続いてる感じだし、馬なりでの最終追い切りも抜群の気配。これまでの成績から2200mの距離にも対応出来るし、先行力があり、自分からレースを動かして行ける馬なので持久力勝負になりやすい中山芝2200mは非常に合いそう。ここを優勝するようなら、いよいよ秋の大舞台で主役の座も見えてくる。
一昨年の三冠牝馬◯デアリングタクトはGⅠ宝塚記念で復調気配を感じさせる3着。三冠牝馬となってからは〝世紀の一戦〟GⅠジャパンカップでアーモンドアイ、コントレイルに次ぐ3着。その後は右前肢繋靭帯炎を発症、順調さを欠いたが1年以上振りの今年5月GⅠヴィクトリアマイルで6着、続く前走のGⅠ宝塚記念はレコード決着の中を後方追走から直線強襲し3着と改めてポテンシャルの高さ・復調気配を感じさせる走りを見せた。今回は休養明けになるが、ぶっつけで挑んだGⅠ秋華賞をきっちり優勝しているので久々でも特に気にならないし、中間の気配から仕上がり状態も良さそう。中山コースは初めてになるが、これまでの走りから競馬場は問わないタイプだし、三冠牝馬の能力を考えれば初コースを問題視する必要はないか。立場的に出走する限りは無様な走りは出来ないし、何より完全復活を印象付ける為には秋へ向けた前哨戦と言えど結果を出したいところ。
▲ヴェルトライゼンテはGⅠホープフルステークス2着、GⅠ東京優駿・日本ダービー3着と〝コントレイル世代〟を代表する1頭。前走のGⅢ鳴尾記念は1年以上振りと不安要素が大きかったが貫禄を示す完勝。GⅠ宝塚記念も視野にあったようだが無理をさせず休養、追い切りも好タイムをマークしているように秋初戦から高いレベルの仕上げでレースを向かえられそう。中山コースは勝ちは無いが通算(0・3・0・1)、不良馬場でも2着とまとめた昨年1月のGⅡアメリカジョッキークラブカップの走りからもコース適性の高さは十分窺える。5歳だが長く休養に充てていた分、個人的にまだ伸び代があると思っている馬だし、2歳時から長く活躍した父ドリームジャーニー似た雰囲気を感じさせる。展開面は向きそうだが、手堅く走って来そうだし、もちろん突き抜けても不思議では無い能力はある。
馬券はテーオーロイヤル中心の三連複で買いたいですね。

